表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Slime! スライム! Slime!  作者: 笹餅よもぎ
第二章
88/220

帰還6

「今、エレノア嬢を調べています」


 騎士の小隊長が横に立ち、現状を報告する。

 フィレーネ侯爵次女のエレノア嬢が調べられているのは、ヒカリが倒れる直前まで一緒にいたのがエレノア嬢であり、彼女に原因があると思われたからだ。

 最初は毒を疑われていたが、同行していた軍医からは毒では無いと言われ、その線は消えたのだそうだ。そんなものをヒカリに盛ったら殺すところだ。

 他にも間者が入った形跡がないか城の内外を探索させているという。


「……わかった。二人にしてくれ」


 そう言うと、小隊長は部屋を出る。


 ヒカリを部屋のベッドに寝かせ、俺はその横に椅子に座りながら目を覚まさないヒカリの顔を眺める。

 組んでいる手から力が抜けない。

 時計を見ると、11時を過ぎていた。

 ヒカリは夜8時前に倒れて、未だ反応はない。


 今、俺の目は正気ではないと思う。

 心が崩れる一歩手前だと自分でもわかる。

 おじいさまに次いでヒカリまで失いたく無い。

 せめて何か反応をしてくれれば良いが、ベッドに寝かせた後も何度も呼びかけたが全く効果は見られなかった。

 どうしてこんな事になったんだ。

 何度も何度も今日の出来事を考えたが、思い当たるのは最後に俺の部屋で見た暗い表情のヒカリだった。あの村の襲撃の時と同じだ。食堂を出る頃には元気に見学に出掛けたから、大丈夫だろうと思っていたのだが。


 俺はまた何かを見逃したのだろうか。


 組んだ手が小刻みに震える。その上に頭を乗せるとぐっと目を瞑った。


 ヒカリ…。

 ヒカリ………。


 ただただ心の中で、助けを求めるかのようにヒカリの名前を呼ぶしか出来なかった。





「キツキ?」


 聴き慣れた声で名を呼ばれ、顔を上げる。

 ベットの天蓋のカーテンの隙間から少し顔の青いヒカリが顔を覗かせていた。


「ヒカリ! 起き上がれるのか?」


 勢いのあまり立ち上がった俺はコクリと頷いたヒカリを見ると、今度は足の力が抜けてへなへなと再び椅子にへたり込む。

 良かった。

 自然と口から安堵の息が漏れると同時に、一体何があったのかと色々聞きたい事が頭の中に詰め寄せてくる。

 だがその前に。


「ちょっと待ってろ。報告に行ってくるから」


 きょとんとするヒカリを尻目に扉に向かう。

 もう深夜なのだが、未だにヒカリの為に多くの騎士達が仕事をしていた。俺がヒカリからあれこれ聞き出す前に、ヒカリが目を覚ました事を皆に知らせる方が先だろう。

 扉を開けると案の定、廊下には騎士達で溢れかえっていた。扉の横で待機をしていた騎士にヒカリが目を覚ました事を伝える。


「将軍に伝えてくれ」

「かしこまりました」


 騎士は俺に礼をすると、長い廊下を急ぎ足で移動し始めた。

 俺の言葉が聞こえたのだろうか、騎士達から集まる視線に刺されながら俺は扉を閉めると、ヒカリの待つベッド横の椅子に戻った。


「どうしたの?」


 ヒカリが不思議そうな顔で俺を見る。


「それはこっちが知りたい。急に倒れたらしく大変だったんだぞ」


 時計を見ると短い針が1時を指していた。本当に真夜中だ。


「私、寝ていたの?」

「意識不明でな。声をかけても目を覚さないし、顔を叩いても起きなかったんだ」


 ヒカリは信じられないと言わんばかりの顔をする。そういう顔をしたいのは俺達の方だ。

 この様子からして本人自身でさえ倒れた事も倒れた理由もわかっていないようだな。

 一応伝える必要があるかと思い、呼吸を整える。


「お前と一緒にいたこの城の令嬢がな、拘束されて取り調べを受けてるんだ。さっき廊下にいた騎士に将軍にお前が目を覚ました事を知らせるように頼んでおいたから、すぐに解放されるとは思うが」


 取り調べ? と顔を(しか)めてこちらの状況が理解出来ない様子だったので軽く説明をすると、次の瞬間、驚いたヒカリは目を大きく見開く。


「ええ! そんな事されてない」

「でも実際、次女のお茶を飲んでから倒れたと報告があったみたいだが?」


 ヒカリは額に手を当てて、今日の出来事を思い出そうと必死な形相でぶつぶつと唱え始める。どうやら混乱しているようだから、思い出した順に口に出していけと言うとヒカリは眉間に力を入れながら一つずつ今日の出来事を挙げていく。


「ええっと、エレノアが来てお茶に誘われて、場所を暖炉のある部屋に変えて、エレノアに煎れてもらったお茶を飲んで……ああそうそう、とても美味しいお茶と茶菓子だったわ。それから飲みながらキツキの女の子の好みを聞かれたんだけれど、私は全く知らないし、キツキはシキが好きって教えたら、キツキは女の子よりも男が好きなんだーって話になって、それから………」

「おい、女二人でどんな話をしているんだよ」


 こいつはなんてことを吹聴してくれているのか。噂の広がる範囲はナナクサ村の人口の比ではないんだぞと、呆れ顔でヒカリの食後の出来事の続きを聞く。

 毒ではないと言われているので、お茶や茶菓子が原因では無いだろう。


「で、キツキの好きなシキが…」

「くどいっ!」


 男色のような言い方を止めろと念を送る。何故ややこしくなる言い方をするんだ。ヒカリは不満顔をこちらに向けるのだが、お前は俺にそうあって欲しいのかとこちらも睨む。ヒカリは諦めた様子で気を取り直して話を再開した。


「えーと、シキがエレノアのお姉さんと一緒に夜の庭園に散歩しに行ったと言う話になって、それから……そうだ! そこからなんか異変を感じたと思ったら目眩がして、帰ろうとして立ち上がったら耳鳴りがして、そこから音が聞こえなくなってきて、段々と目の前が暗くなって……」


 ………は? おい、待て待て。

 そこなのか?

 まさか、それで倒れたっていうんじゃないだろうな?


 俺の頭が落ちる。

 気がつかずに倒れるとか、思っていたよりも重症かもしれない。

 だめだ、これはだいぶマズい。


 まさか夜にシキさんが女性と出掛けた事にショックを受けて体調を崩したなんて。


 ヒカリなら()()なさそうで、()()る。

 とりあえず、この場を収めないといけない。

 一生懸命に順を追って説明するヒカリの目の前に手を出し、息を細く吐いて呼吸を整えると顔を上げた。


「わかった、もう言うな。原因はわかった。その程度の話でお前はそうなるんだよ。いい加減に気が付け」


 ヒカリは目をパチクリとさせる。


「今回は周りにも迷惑をかけたんだぞ。さっさとシキさんと仲直りしろ」

「なんでこんなところでシキが出てくるのよ」


 本当に勘弁してくれ。

 一歩間違えれば俺は(えん)罪で人を殺したかもしれない。それは流石に短気過ぎるかもしれないが、たった1人残った肉親が殺されたと聞いてそれを甘んじて受け入れられる人間がいるとは俺には思えない。

 それに大勢の無関係の騎士達をこんな時間まで働かせてしまった。

 二人の仲が不安定になるだけで、こんな面倒事に発展するとはなんて厄介な二人なのか。セウスさんの比じゃないな。

 ……いや、面倒事を起こす要因がヒカリなのは変わらないか。


「あ、エルノアに謝らなきゃ」


 ああそうだ。彼女も巻き込んでしまったな。

 彼女にはとんだ迷惑をかけてしまった。

 後で何かお詫びをしなくてはいけないだろう。


 ふうっと息をつき天井を見上げていると、扉がノックされる。


 話途中のヒカリにちょっと待っていろと言うと俺は立ち上がると扉を開けにいく。

 開けた扉の先には将軍が立っており、その後ろには副騎士団長と軍医が随行していた。

 更にその後ろにはシキさんの姿が見える。


 ……待ってくれ。


 シキさんの姿に戸惑う。

 俺でさえまだ混乱しているんだ。ヒカリにはまだ騒動の原因には会わせない方がいいだろう。何が起こるかわからない。

 ヒカリの様子を確認しに来たであろう将軍達を部屋に通すが、シキさんだけは目の前に手を出して部屋に入るのを静止する。


「シキさん。悪いけどシキさんは入らないで」


 シキさんはとても驚いた顔をしていたが仕方ない。またヒカリに倒れられても暴れられても困るのだ。

 俺はシキさんから目を逸らし、扉を閉める。

 将軍達は起き上がっているヒカリを見て、どうやら安堵しているようだった。


「ヒカリ殿、お加減は如何(いかが)か?」

「あ、はい。今は大丈夫です」


 ヒカリの返事を聞くと将軍は後ろにいた軍医に目配せしてヒカリの診察をさせる。診察後、軍医から小声で報告を受けた将軍は心配そうな面持ちでヒカリをじっと見つめていた。


「明日の朝はゆっくり出発しましょう。食事の時間も9時にさせます。ヒカリ殿は今日はこのままお休みください」


 将軍はヒカリにそう告げると、後ろで見ていた俺に目配せをする。なにか伝えたい事があるのだろう。

 部屋を出て行く将軍の後ろについて一緒に廊下に出る。

 ヒカリの部屋の扉を閉めると、将軍は廊下で副騎士団長と軍医に指示を出したあとに俺に向く。


「どうやら心労のようですな。疲れさせてしまったようです。旅程を調整させますので、明日はゆっくり出発しましょう。キツキ殿も今日はごゆっくりお休みください」


 将軍は俺に柔らかい顔を見せると、廊下にいた騎士達に見張り以外の騎士は戻るように指示を出す。その指示と同時に騎士達はばらばらと移動を開始し、騎士で埋まっていた廊下はあっという間に閑散とするが、見張りでもないシキさんは廊下に残ったままだった。おそらく、ヒカリの容体が気になっているのだろう。


「ヒカリは、大丈夫か?」


 シキさんは心配した面持ちで聞いてくるが、当の本人になんて伝えれば良いのか悩む。ありのまま教えられないことは確かだが、それでも伝えておいた方が良いだろうとヒカリにごっそり削られてしまった精神力を振り絞る。


「あ……うん、心労だろうと言われました。ヒカリはもう寝かせます。シキさん、その、言いにくいのですが、帝都に着くまでは自重してもらえないでしょうか。」

「自重?」

「その、食事の後に女性と出かけた、とか……」


 シキさんはビクッとする。

 そうだよな。俺もそんなこと言いたくないし、休憩時間に誰と出掛けようがそれはシキさんの自由だ。


「わかった。大変な時に側にいなくてすまなかった」


 あまり変に受け取られなかったようで安心した。

 シキさんと廊下で別れると、もう一度ヒカリの部屋に戻る。

 さっきと変わらずヒカリの上半身は起き上がったままだったが、こちらも何事かまだ把握できていない様子で、不安そうな顔をしていた。


 本人は自覚がないのだろうけど、ちゃんと心は気がついているんだな。


 自分の気持ちを気づかせてあげたいが、昼間に馬車で将軍から聞いた話を思い出すと、それはそれでとても苦しい思いをさせてしまうのではないのかと尻込みしてしまう。

 気づかせた方がいいのか、それともシキさんの問題が片付くまではほっといた方がいいのか。

 きっとこの時の俺は後者を取ったのだと思う。

 しばらく、ヒカリとシキさんに関しては何事もなかったかのように振る舞おう、そう決めた。

 要は現状維持だ。


「大丈夫だ、みんなもう帰った。ヒカリは今日は何も考えずに寝て、明日の朝は少しゆっくりしていろ」


 ヒカリは心配そうな面持ちをそのままに、俺の言葉に小さく頷くと布団に潜り込む。


「おやすみ」


 そう言ってヒカリの頭を数回撫でると、俺は部屋に戻った。





 ……眠い。

 まだ外は暗い。

 時計は6時前を指している。

 のっそりと体を起こすが、体に石でも巻き付けているのかと思うほど体が重く感じる。それもそうだろう。結局のところ寝る頃には2時を回っていた。

 つまりはあまり寝ていない。

 これは確かに出発を遅らせないと騎士達がバテてしまうだろう。俺は馬車だから座って寝ていられるからいいものを。

 顔に両手を当て、まだ眠気を(まと)っている顔を軽く揉み解す。眠い目を一生懸命開き、起き上がると支度を始めた。

 欠伸をしながら廊下に出ると、俺とヒカリの部屋の前の廊下にまたがって10人程の騎士が既に立っているではないか。その光景にうだうだしていた頭が一瞬で目覚める。

 ……マジかよ。


「え、寝たの?」


 思わず聞いてしまう。


「はい。我々は昨夜は10時前には休憩をいただき、先程5時に交代しましたので6時間は寝ております」

「そ、そうか」


 その返事に安堵しながらも、昨日の騒動が大変申し訳なく思う。

 それでも、あの騒ぎに騎士全員が起きていた訳でも、全勢力を回されていた訳でも無い事に一安心した。

 あれだけ心配させた騒動の原因がヒカリの(こじ)れた恋心なのだと誰に言えようか。

 俺の中の最高機密事項(トップシークレット)だ。墓まで持って行くぞ。


「そう、それは良かった。これから朝食を貰って将軍に会いたいんだけど出来る?」

「承知しました。では私めが同行いたします」

「ありがとう。出来るのなら、もう一つ二つお願いがあるんだけど」


 目の前に立つ騎士は俺からの注文を聞くと、静かに頷いた。





 誰もいない食堂に一人座る。

 とは言っても城の使用人と制服の飾りが金色の近衛の数人に囲まれている。

 近衛達を呼んではいなかったのだが、気がつけば知らぬ間にぱらぱらと席の後ろや部屋の扉に控えていた。廊下で警備をしていた騎士達にでも聞いたのだろうか。

 既に朝食の準備は出来ているとのことで、8時に繰り下げられていた今朝の朝食を二人分だけ早めてもらった。ヒカリだけは朝食時間が9時になっているとのことだ。将軍の気遣いだろう。

 現在時計は6時半と7時の間。


 廊下からパタパタと小柄な人間が早足で近づく音が聞こえてくる。その足音の目的地はここだろう。次第次第に音が近づくと共に姿勢を正していく。使用人が食堂の扉を開けると、肩より長い伽羅(きゃら)色の髪を半分結い上げ、髪と同じ色をした大きな瞳の女の子が、切れ切れの呼吸を隠しながら入ってきた。


「遅れまして申し訳ございません」


 全然遅れてなどいない。

 むしろさっき起こされたのだろう。

 俺はおもむろに立ち上がる。


「いいえ。遅れてなどいません。むしろ思っていたよりも早かったですよ。こちらの席へどうぞ」


 そう言って自分の前の席を手で示す。

 まだ息の整わないエレノア嬢は、使用人に案内されつつも胸に手を当て呼吸を落ち着かせながら目の前の席までやってきた。

 目はまだ少し赤く、前髪が少し跳ねていたが、それでもこの短時間で準備したのはすごい。


「昨夜はヒカリのせいでご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」


 頭を下げる。

 それを見た目の前のエレノアは驚いた声をあげた。


「い、いけません、キツキ様。私のような者に頭を下げては」


 ……何故だ。


「俺が何者でも、家族が迷惑をかけたので頭を下げます。もしそれであなたが誰かから被害をこうむるのなら俺に教えてください。鬼退治をしてきますよ」


 エレノアは一瞬驚いた顔をしたが、大きな目を細めて可笑しそうに笑う。その顔が少しだけハナを連想させ、俺も少しだけ笑みがこぼれる。

 俺が椅子に座った後にエレノアも続いて座ったことを確認すると、視線の先にいた配膳係に目配せをし、朝食を開始させる。目の前のテーブルに食事が運び込まれて来た。


「色々考えたのですが、騒動に巻き込んでしまったお詫びにエレノア嬢やこちらの領地での困り事を手助けしようかと思っています。俺は魔素が使えるので砂を土に替えることもできますし、剣も振えるので山賊退治でも鬼退治でも良いです。ただ出発まではあと3時間しかありませんから、馬で行って帰ってこれる距離にはなりますが」


 ヒカリの部屋を出た後に色々と考えたのだが、彼女と城主への迷惑のかけ具合が半端ない上、彼女の名誉まで傷付けてしまったと思い、それを埋められるほどのお詫びをしたかったのだが、良い案も浮かばず、彼女に最善のお詫びの方法を直接聞き出したくこのような会食の場を今朝の騎士に頼んで作ってもらったのだ。

 そう聞くと、エレノアはしばらく呆けていたが考え出す。


「土、に変えられるのですか?」

「ええ、方法は説明すると長いので見ていただければわかると思いますよ」


 そう言うとエレノアはさらにもう一度考える。

 年若い子でダウタでもここの夕食会でも俺の顔を見て赤くなっていたから、もっと簡単に軽薄な事を要求してくると思ったが、思っていた反応と違う。

 慎重な性格のようだ。ヒカリに見習わせたい。


「そうしましたら、ここより南の地域を見ていただきたいのです。馬でしたら30分ほどの地域ですわ」

「わかりました。そうしましたら先に食事を済ませましょうか」


 そう言うとエレノアは嬉しそうに朝食を食べ始めた。

 素直で可愛い反応をする。

 ヒカリもこのぐらい素直ならシキさんにもっと近づけたのかもしれないのにな。


 俺はヒカリにお節介と言われるような事を考えながら、頬を少し染めながら嬉しそうに食事をするエレノアの姿を眺めていた。


<連絡メモ>

 しばらく(9月までの夏休みの間)投稿が遅れたりすることがあるかもしれません。平日の6時台には定期的にアップするつもりですが、もしかしたら8時台にずれ込むことや平日に投稿が出来ない日があるかもしれません。ご了承下さい。

 


<人物メモ>


【キツキ】

 男主人公。ナナクサ村出身。ヒカリの双子の兄。ある夜巨大スライムに飲み込まれてプロトス帝国のダウタ砦まで辿り着く。皇太子だった祖母を持つ。


【ヒカリ】

 女主人公。ナナクサ村出身。太陽の光のような髪に暁色の瞳を持った女の子。スライムに飲み込まれた兄のキツキを探しに、シキと一緒に村を飛び出し、帝国にやってきた。


【シキ(ラシェキス・へーリオス)】

 ナナクサ村に漂流してきた銀髪の男性。へーリオス侯爵の次男。帝国騎士。

 双子の再従兄弟でもある。


【将軍(ユヴィル・クシフォス)】

 帝国の将軍職。金色の髪に白髪の混じった初老の男性。キツキのために辺境のフィレーネ地方のダウタ領までやってくる。

 双子の少し遠い血縁。


【エレノア嬢(エレノア・フィレーネ)】

 フィレーネ侯爵の次女でキツキ達と同い年。ヒカリと一緒にお茶をしていて、ヒカリが倒れた際の容疑者にされていた。伽羅色の髪と大きな瞳の女の子。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ