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Slime! スライム! Slime!  作者: 笹餅よもぎ
第二章
67/219

他国への越境4

 空気が冷たい。


 薄らと目を開けたその先にある窓枠には、白い結晶が根を張るように張り付いている。霜だろうか。

 もうそんな時期になっていたのだろうかと目線を動かす。それとも、ここはナナクサ村よりも北だから冬が早く来るのだろうか。

 ベッドから頭だけを動かし、頭上のカーテンの隙間から窓を見つめる。

 ベッドの外は寒い。出来れば布団から出たくない季節だ。

 そう考えるとスライムの革布はあれ一枚の薄さで雪山の寒さを防ぐとか、やはりさすがとしか言えない。


「おはよう」


 声のする方を見ると、こちらに体を向け髪が少し乱れているシキと目が合う。

 カーテンの隙間から入る朝日に照らされて、シキの銀色の髪は光り輝く。

 シキは私の枕と横並びの枕に頭を沈めていた。枕どころか、同じ1枚の布団でお互いの体を暖めていたのだ。布団と少し乱れた寝巻きの隙間からシキの肌が見える。

 シキの黄金色の瞳が近い。何か言いたげな目と口が朝から男の色気を匂わしていた。



 …………



 私の目は大きく開くと、体は石と化す。

 実際には思考が停止しただけなのだが、本当に石になってしまえば良かったのかもしれない。

 だが、起きたばかりの回転の良い頭だからだろうか、すぐにこの状況に私は納得をする。


 ……それもそうか。

 考えてみたら同じベットに寝るしか方法はなかったよね。

 この部屋に横になれる長椅子があったわけでも無いし、今は冬だ。

 深く考えずに、温かさと疲れに任せて一つしかないベッドに易々(やすやす)と寝てしまっていた私が悪いのだ。


 普段なら悲鳴をあげそうな状況のはずなのに、この時の私は至って冷静な答えを弾き出していた。自分の理解を超える現実を処理しきれずに容量(キャパ)をオーバーしたからだろうか。それとも人としてこの時に何かを捨ててしまったのだろうか。

 後々考えれば異常なぐらい「まあ、仕方ないよね」で私の脳内は見事に完結を果たしていたのだ。



「おはよう」


 私はシキに笑顔で挨拶を返すと、シキはキョトンとして意外そうな顔を私に向ける。

 何よ。

 シキはどうやら期待していた反応が返ってこなかったのが気に入らないようで、苦い顔で私を見ると思っていた以上に逞しいなと嫌味を言う。この人は朝から私の悲鳴を聞きたかったのだろうか。変な趣味の持ち主だな。

 反応が欲しいのならこの状態をキツキに見てもらえば一発だろう。一発で部屋の中を氷漬けにしてくれるはずだ。それで済めばいいけど。


 私はキツキの顔を思い出し、ゆっくりしている場合でない事を思い出すと、出発の準備を始めることにした。着替えようと思って起き上がり、ベッドから立ち上がると上掛けのボタンを外す。


「あ、こらヒカリ。男性の前で脱ぎ始めない。キツキじゃないんだから」


 シキに叱られる。部屋着の上に羽織っている上掛けを脱ぐのも駄目なのだろうか。


「駄目だった?」

「当然だろ。俺があっちで着替えてくるから、もう少し待って」


 シキは起き上がりながらそう言うと、少し眠そうな顔を手でさすり、カバンを持つと、隣の浴室へ行ってしまった。


 シキがいなくなったのを確認して服を脱ぎはじめる。

 それから少しすると、私の腕が少し震えだし、脈が早くなる。自分の体調がおかしい事に気がつく

 なんだろう、シキの言うように風邪でもひいてしまったのだろうかと、私は自分の腕をまじまじと見る。手をおでこに当てるが、どうやら熱はなさそうだ。

 鏡のない部屋では、私の顔が紅潮している事を教えてくれるものは何もなかった。





「ねえ、シキ」


「何?」


「本当にご飯は食べて行かないの?」


 私たちの目の前にはマルク。


 私達は着替えが終わった後、朝食も取らずに出発しようとしている。

 シキの一存なんだけれど。

 廊下からは食堂のテーブルに広がる美味しそうな朝食が見える。


 マルクが先程から朝食は食べて行かれた方が良いとシキを説得しているのだが、シキは俄然と出発すると突っぱねる。


「早々に出発したい。馬を準備していただけないだろうか」


 シキは“朝食は食べて行かない”一択のようだ。

 鉄の心め。

 マルクは少し考えていたようだが、後ろにいた女性に何か指示をすると、私たちに向き直しこちらですと案内を始めた。



 マルクの案内で、外の馬小屋に連れていたかれた。

 シキは数頭いる中から焦げ茶色の子に決めたようだ。


「マルク殿、お約束のものだ」


 シキはそう言って、マルクに金色の枠に深く赤い石のついた指輪を渡して見せた。マルクの目は見開く。信じられないものを見るかのような顔で一心に指輪を見ていた。そんなに珍しい宝石なのだろうか。


「………。ありがとうございます。これはどこで作られたものなのでしょうか?」

「……祖母のものですので、どこで作られたものかは存じません」


 はて、シキは祖母の指輪を持ち歩いているのだろうか。


「そうですか。本当に()()うあるような指輪ではありませんね。珍しいものをお見せいただいてありがとうございます」


 マルクはそう言ってシキに指輪を返した。

 マルクは馬小屋にいた使用人らしき人達に馬の装備を整えるように指示をすると、慣れた手つきで準備されていく。馬の背にラグのような布でできた敷物を乗せ、その上に鞍を乗せる。ラグの四隅にはこの教会の宗紋が銀糸で大きく刺繍され、鞍を乗せても見える位置にあった。光の位置によってはよく光る紋だ。


 準備が整うと、馬の手綱を引きながら小屋の外へと連れて行く。


 先程のマルクから指示を受けた女性が何やら少し大きな袋を持って馬小屋の前にいた。彼女はそれをマルクに手渡すと、マルクは中身を確認しそれを私に渡す。

 中には先ほど食べ損ねていた食堂に準備されていたパンと果物、それに浅いビンに詰められたサラダが入っていた。マルクは笑顔で道中で召し上がってくださいと私に手渡してくる。まだ暖かそうなパンの香りが私の鼻をくすぐる。

 私は満面の笑顔でマルクにお礼を言い、大事そうに食料の入った袋を抱きしめると、マルクも優しい笑顔を返してくれた。


「いいえ、神の子のお役に立てて光栄です。またこちらの近くに来られた際にはお寄りください」


 マルクは手を胸の前に当てて私に礼をする。

 ご機嫌な私は、はいっ! と元気よく返事をした。


「ヒカリ、行くよ」


 振り向くとシキは少し冷ややかな視線を送ってくる。何よ。

 全く、シキはどうしたというのだろうか。

 大きい声では言えないので、心の中でぶつくさと文句を言いながら私は馬に(またが)ると、シキもすぐに馬に乗る。


 その頃にはマルクの後ろに教会に居たであろう人達がわらわらと出てきて、マルクの後ろで整列していた。

 寒いのにわざわざ私達の見送りに出て来てくれたのだろうか。


「世話になった、マルク殿」

「いいえ、あなた方に創造主の御心が届きますように」


 そう言ってマルクが胸に手を当て頭を下げると、その後ろに控えていた人たちも一様に頭を下げた。

 私がお世話になりましたと元気に言うと、シキは馬を東の方向に向かせて歩かせ始めたのだった。





 ****





 ー 馬小屋の前 ー


「中枢卿………。お引き止めしなくてもよろしかったのでしょうか。」


 後ろにいた信徒が声をかける。

 マルクの顔は硬い。



 マルクは先程見た竜血石の指輪が忘れられない。

 何故あんなものをあの男が持っているのだろうか。なんともおかしな縁だ。

 それにあの二人の容姿。

 マルクはもう一度、東に消えていった二人の姿を思い出していた。


 婚約者なんてのは戯言(ざれごと)だということは既にわかっている。

 神の山から来たあの二人から何か聞き出せないかと思っていたが、ガードが固かった。


 男の方は只者ではなかった。

 出会ってから、女性の名前を一度だって口に出す事はなかった。知られたくない名だったのだろう。

 男性のシキという名も、どうかは怪しいものだ。


「仕方ありません。まだ時期尚早でしょう。それに…」


 ここで下手に手を出して、思わぬ事態を招くような隙を作るわけにはいかない。

 ようやく準備が整いつつある。


 マルクは教会の後ろに聳え立つ白い高山を見据える。


「それにしても本当に面白い神のお導きでしたね。神の力を持った子に会えるとは。今回は神の子の存在を知っただけでも良しとしましょうか。」


 神と重なる美しい姿を思い浮かべ、マルクの顔はうっすらと笑みを浮かべていた。





 ****





「少し急ぐよ」


 シキはそう言うと馬の歩く速度を早めた。

 木々が生い茂っていた場所はしばらくすると、草地や土や岩肌になり、所々岩や丘が見えるが平原野になっていった。

 右手には遠くにだが、薄らと青い海が見える。


 それにしても見渡す限りの平原だ。何もない。


「誰も住んでいないのかな?」

「小さな村はどこかにあるかもね。領地の城下町や村で(まとま)って人が住んでいることが多いから、何も無いように見えるだろうけど、誰かが土地を管理しているはずだ」

「ふーん」


 天気はいいが速度が速くなったので冷たい風が私の体を通り抜ける。私は外套の前を閉じた。

 見上げると大きな鳥が数匹、太陽の周りを旋回して飛んでいる。

 眩しい。片目で見る。

 周囲には私たちだけで、シキの言う敵国の景色は雄大で美しくて見惚れてしまっていた。


 風を強く受けるたびにシキは私の外套のフードを頭に深くかぶせ直す。


「前が見えづらい」

「我慢して」


 ちえ。

 でも、村の中では見れなかった景色を見れて私は祖父母の故郷に行く決心をして良かったと思っていた。

 この風景をキツキとも見られたらどんなに嬉しかっただろうか。


 途中、貰ったパンで遅い朝食を取った。

 朝というよりは昼に近くなっていたが。

 昨日の件で、火を焚くのを止めようと思っていたが、試しにスライムの革を上にかぶせて薪を焚いたところ、だいぶ煙を軽減出来たのでその方法で火を使うことにした。

 お陰で私達は暖かいスープにありつけたのだ。

 再び出発して移動する頃には、自然の多かった景色は少しずつではあるが人の手の入った畑が点々と見受けられるようになって来ていた。

 美味しい食事だったからだろうか、穏やかに揺れる馬の背に乗って何もする事がないからだろうが、ふんわりと気持ちがダレて、体が傾く。


「眠かったら寝てていいよ」


 スーラ教会にいた時とは違ってシキが優しい声で甘やかしてくるが、私は首を横に振る。

 だが、お日様はだいぶ上に上がり、風は冷たいけれど陽気がいい。それにシキに守られているのだ。安心しないわけがない。

 自分なりに頑張ったとは思う。

 眠気が襲って来てもハッと目を覚まして体を起こしていたが、シキの腕にもたれ始めるとどうやら安心したようだ。気持ちがいい。

 次第に目蓋(まぶた)が落ちて意識が薄らとする。

 私がしばらく動かなくなって油断したのか、シキはくすっと笑う。


「本当、子供みたいだ」


 ……聞こえてますよー、シキさん。


 馬の背の揺れとシキの存在がとても心地良くて、私はどうやら少しの間、彼に身を任せてしまったようだった。





 ここ、どこよ。

 目が覚めた時には私の見ていた雄大な景色とは違い、目の前には延々と続く人工的な大きな石の塀が行く手を遮っていた。


「おや、目が覚めたかい?」


 私は視線をシキに向ける。

 ………寝てないわよ、目を閉じてただけよ。

 私は一体誰と負けず嫌い競争をしているのかと思うほど、不道理な言い訳を心の中でする。


「ここ、どこ? 何、あの石の塀」

「あれは塀というよりは城壁だね。どうやら城下町のようだね。ほら、左側前方に城があるだろう」


 シキにそう言われて見ると塀の上から除いた石の塔が何個も見えた。


「あれが”お城”?」


 シキはそうだと答える。

 昔おばあちゃまに沢山のお姫様の物語を寝る時に聞かされたけれど、お城だけは上手く想像が出来なかった。

 あれが『お城』……。

 確かに裾の長いドレスを着たお姫様が住んでいそうだ。


「地方都市だろう」

「地方都市?」

「王様に任された人が営んでいる大きめの街と領地だよ」

「え、ここには王様が住んでいるわけではないの?」


 私が驚いた顔で言うとシキはキョトンとしたけれど、シキはクスクス笑いだす。


「何笑っているの?」

「ああ、ごめんごめん。つい可愛くって」


 シキはまだ笑ってる。

 可愛い……。今まで男性に言われたことのないその言葉で、私はこれ以上シキを追撃することが出来なくなった。どう対応していいかわからなかったので頬を膨らませて静かなる抗議をする。


「ヒカリ、フードを深くしてしばらく一人で馬に乗っていてくれ」


 そう言ってシキは馬から飛び降りる。

 フードをかぶったら私の静かなる抗議が見えなくなるではないか。

 その前に。

 え、ちょっと待って!私一人では馬に乗れない。

 そう思ったけれど、馬から降りたシキは手綱を手に持ち歩いて馬を引き始めた。その姿に胸を撫で下ろす。

 さっきまでシキが後ろから支えてくれていて楽だったけれど、自分でバランスを取ることになり、急にふんっとお腹に力が入る。


 シキはそのまま城壁の入り口だろうか、扉の空いている門まで引いて歩く。

 門の両脇を男達が数人立っていた。

 あれは………『兵士』だろうか。

 本当に肩や胸などに鎧を装備し、槍を持って立っている。あっちの人は弓だな。


 門の奥には2階建以上のレンガや石で出来た建物が建ち並び、人が行き交う賑やかな街並みが見えていた。

 私の目の前は、子供の頃に聞かされていた物語の一幕が広がっていた。


 城壁の中に入ろうとする人達の列に、シキも加わろうと歩き出す。

 そう長くない列だった。滞りなく前の人達は進んでいく。 

 門を(くぐ)ろうとしたその時、私達は呼び止められた。


「そこの人、フードをお取りください。馬の上の人も」


 若い兵士が私達に近づく。シキがピリピリしているのが上から見ていてもわかった。

 若い兵士がさらに近づく。


「ああ、お前。その人達はスーラ教の御人だ。無礼はよせ」


 奥にいた他の人よりも少し見目の良い鎧に身を包んだ年配の兵士が若い兵士を(いさ)める。


「失礼しました。フードはそのままで結構です。お通りください」


 年配の兵士はそう言って若い兵士を引かせる。


「覚えておけ、あれはスーラ教の中枢卿様の馬だ。ラグに銀の刺繍があるだろう。使いの者達だ。下手に止めると公爵様から怒りを買うぞ」


 奥で年配の兵士が若い兵士にそう教える。

 シキは彼らを一瞥して再び馬を引いて壁の中に入っていった。





 城壁の中は賑やかだった。

 石で出来た建物には、色鮮やかな旗や布で出来た屋根が道まで飛び出し、街を彩っていた。

 歩く人々の服がナナクサ村とは少し違う。女性の服はフリルや刺繍がついたデザインの服を着ている人が多く、それに男性の着ている服も、ミネが言っていたようにナナクサのように狩った獣の角から加工したボタンではなく、キラキラと光る金や銀のボタンや装飾が着いた服を着ている人もいた。

 ナナクサ村よりも遥かに人の多い鮮やかな街の中を、私は珍しくも羨望の眼差しで見ていた。


「シキ、どこに行くの?」

「色々と準備をしたい」


 ……準備? 既にして来たのではないのだろうか。

 シキは街の人に何かを聞くと、再び馬を引き出す。


 とある店の前についた。

 看板には「質屋」と書いてある。

 私は始めて聞くお店だ。何を売っているのだろうか。

 シキは馬を店先に繋ぐと私を馬から下ろすと、一緒にお店に入っていった。


 お店の中は特に何も置かれておらず、長椅子が数個と目の前にはカーテンが半分掛かったカウンターがあった。その向こう側には40代ほどの男性が座っている。

 シキはカウンターに行き、腰につけたポーチから小さく光る物を出す。マルクに見せた指輪とは違う宝石のついた指輪と首飾りだった。なんでそんな物をシキがこんなにも持っているのだろうかと私は不思議に思ったが口には出さなかった。


 シキと男性が話をした後、男性は一度奥に行き袋を複数個持って帰ってくる。

 シキはそれを見るとそんなに要らないと言い、首飾りを引っ込める。すると男性は袋を半分より少し少なくしてシキの目の前に出した。

 シキはそれでも悩んではいたが、諦めたようでお互い何かの合意に至ったようだった。

 男性は指輪を引き取ると、シキは先程男性が出して来た数個の袋のうち、一つを腰のポーチに仕舞い、残りは鞄の中に仕舞った。


「お待たせ、行こうか」


 二人でお店を出る。


「何をしていたの?」

「後で教えるよ。まずは宿屋を探そう」


 シキはそう言って店の前で結んでいた馬の手綱を解いた。


<人物メモ>

【ヒカリ】

 女主人公。ナナクサ村のスライムハンター。太陽の光のような髪に暁色の瞳を持った女の子。スライムに飲み込まれた兄のキツキを探しに、村を飛び出した。


【シキ】

 ナナクサ村に漂流してきた銀髪の男性。ヒカリの祖父と同郷の騎士。自国への道を探しながらヒカリと一緒にキツキを探す。


【マルク】

 神の山近くにあるスーラ教会の人。ヒカリとシキの世話を焼く。


<更新メモ>

2021/06/11 さらに一文を抜く。

2021/06/06 文章の追加と修正。一文を抜く。

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