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Slime! スライム! Slime!  作者: 笹餅よもぎ
第二章
153/219

最終調整1

 

「フィオン、踏み込むのが遅い!」


 早朝から訓練場でセウスとフィオンは木剣を持って打ち合いの練習をしている。

 キツキに言われたからなのだろうか、面倒見が悪いわけではないけれど、セウスが剣の稽古で誰かと訓練場を使うことは珍しかった。

 今まではノクロスおじさんの家の庭で稽古をしていたからね。


 私はお腹ぐらいまで高さのある管理棟の通路の塀の上に腕を置いて、もたれながら二人の練習を眺めていた。


「うん、筋は悪くないね。これからも練習相手をお願いしようかな」


 終わったのだろうか、額に流れる汗を服の袖で拭いながら、セウスは満足そうな顔をする。

 フィオンはふーっと息を吐き出すと、拳を胸の前に当ててセウスに向かって頭を下げる。兵団の礼の仕方だ。


「ねえ、そろそろ倉庫に行くんでしょ?」

「ああ、そうだね。ちょっと遅くなってしまったかな」


 そう言ってセウスは空を見上げる。とは言っても、他のご家庭ではまだ朝食を食べている時間だ。


 今日は忙しい。

 朝早くからフィオンに来てもらったのはそのためでもあった。


 私達はそのまま三人で訓練場からはそう遠くはない倉庫へ足を運ぶ。


 セウスは私達がいなくなってから、倉庫の仕事はしばらく休んでいろと倉庫番のお兄さん達に言われて、そのままずっと仕事に行っていないのだそうだ。

 だから今の村の在庫状況を全く把握出来ていないから、村の外に出る前に知っておきたいらしい。

 セウスの事だから、足りないものがあればついでに採ってこようと考えているのだろう。

 さすがは村第一の村長の息子だ。


 フィオンには外で待機してもらい、私とセウスは少しだけ開いていた倉庫の引き扉をもう少しだけと、横にガラガラと開けて中に入り込む。

 その音に気がついた朝番の倉庫のお兄さんが、私達を見るなり荷物を置いて寄ってくる。


「お、噂の二人がやってきたな」

「おはよう、二人とも」


 私とセウスを囲むお兄さん達は笑顔だ。


「おかえり、ヒカリちゃん。良かったよ、無事で」

「あはは、ご心配をおかけしました」

「ねえねえ、本当にセウスと付き合うことにしたの?」

「あー、えっと……」

「兄さん達、やめてくださいよ。俺がお願いして一緒にいてもらってるんで。お試しのようなものなので、ヒカリに圧力をかけないでくださいね?」

「圧力じゃないよー。心配してんだよ、みんな」

「それはご心配をおかけしました。一応、こうなりました」


 そう言ってセウスは私に笑顔を向けながら、繋いだ手を持ち上げて見せた。お兄さん達は大喜びだけど、本当のお付き合いでは無いから、なんだか申し訳なくなってくる。

 セウスは倉庫番のお兄さん達とはどうやら普通に話せるようで、繋いでいる手には力が入ってこない。


「そりゃぁ、よかった」

「でも、セウスとヒカリちゃんの名物のケンカが見れなくなるのも、少し寂しいな」

「あ、ご要望でしたら時々見せますよ?」


 私はポンッと指先に小さな炎を灯す。


「ヒカリ、そんなサービスはいらないよ。アンドレ兄さんもヒカリを変に焚きつけないでくださいよ」

「はは、すまん。つい本音がな」


「そういえばヒカリちゃん。シキさんと一緒にオズワードさんの国に行ったって聞いたけれど、シキさんはどうしたの?」


 ……シキ。


「あ、その。シキは……」


 その名前に私の胸はドクンと跳ね上がり、呼吸が詰まる。よくわからないけれど、何故だか目には涙が溜まってくる。

 何て答えればいいのだろうか。

 シキには婚約者がいるから、もうこの村には来ないです?


「パオロ兄さんっ!」


 セウスが顰めた顔で一喝すると、質問してきたパオロさんは、はっとして手で口を閉じた。

 そのセウスの様子で察したのか、他のお兄さん達もそれ以降はシキの事を話題には挙げなかった。


 セウスは在庫の確認をしたいと、パオロさんと倉庫の奥へと入っていった。

 私は邪魔になりそうだったので、入り口で待つことにした。

 その間、手の空いているお兄さん達と話をしていた。

 さっきのセウスの態度でだろうか、村を出た後のことや、付き合うことになった経緯などは誰も聞いてこなかった。


「お待たせ、ヒカリ」


 セウスは大網を何枚か肩に担いで戻ってきた。


「倉庫はどうだった?」

「先日のキツキ達のおかげで、食料は潤沢だったよ。ただやっぱりスライム関係が足りなくなっていた。キツキへの輸送分もそうだけど、村用にも捕まえて来たいかな」

「そっか。じゃあ、久しぶりに頑張らないとね!」

「キツキがいないからねぇ。ヒカリ、大丈夫?」

「失礼ね! 大丈夫に決まっているじゃない!」


 私は両手をぐっと握りしめると、鼻息を荒くしてセウスに当然でしょと答えた。

 私は久しぶりのスライム狩りに胸が高鳴っていたのだ。

 倉庫番のお兄さん達に行ってらしゃいと見送られながら私達三人は歩き出す。


 今日はフィオンにもスライム狩りを手伝ってもらうつもりだ。だから朝早くから彼には来てもらっていた。

 更に宿泊所前で近衛二人とも合流をする。どうせ護衛として村にいるのなら、彼らに魔物を警戒してもらって、私達はスライム捕獲に専念しようとするセウスの作戦だ。


 今日のメンバーが揃うと、セウスは珍しく南に行ってみようと提案をしてきた。


 キツキ達が連日で北には行っているから、見つかる場所にいる大きいスライムはキツキが獲ってしまっただろうと、セウスは考えたようだ。


 花月亭前の道を南下して南門まで歩く。

 そこにいた自警団員に、セウスは笑顔を作って軽く手を振る。だけど、それ以上は動かなかった。

 やっぱり、まだ自警団と言葉を交わすのは難しいようだなと、セウスの青い顔をチラッと覗く。


「南の森にスライム捕獲に行ってきます。お昼過ぎには戻る予定です」


 セウスの代わりに私はそう伝えて南門を開けてもらった。

 村を出る時には、目的と場所と帰る予定を門番をしている自警団員に伝える。

 これは予定通りに村人が戻ってこない場合に、自警団が捜索に行く目安とする情報なので、村の外に出る時の必須ルールである。

 おじいちゃんが作ったルールなんだけどね。



 狩場へ向かう間、セウスはフィオンにスライムの捕獲の方法と注意点を説明していた。


「ヒカリはいざという時にドジるからね。注意してくれ」

「承知しました」


 そんなことを承知して欲しくは無い。


 南の森に入ってから開けた場所を見つけると、セウスは魔素で地面から目線ぐらいまでの高さのバチバチと光る雷の棒を作り出す。


「ここを集合場所にしようか」


 目印のようだ。


「はぐれたらここで待っていること。帰る時間は太陽が一番高いところに来たらだ。それまでここにいなかったら、遭難したと判断するからね」


 一同セウスの言葉に頷く。

 それを見たセウスは満足した顔で、じゃあ行こうかとスライムを探しに歩き出した。







「ヒカリ! そっち行ったから捕まえてくれ!!」

「まっかせて!」


 セウスの声がした次の瞬間、目の前の茂みがガサゴソと揺れ動く。

 この緊張感は久しぶりだ。

 スポンッと大きめのスライムが茂みから顔を出すと、待ってましたとばかりに私は風魔素を使って網をスライムに飛ばしてぐるぐる巻きにする。


「捕まえたよ!」


 茂みの向こうから、セウスとフィオンが顔を出してスライムを取り押さえている私に近付いてくる。まだ完全に網に入っていないスライムを、三人がかりで網に入れた。


「思ったよりは小さかったね」


 セウスと捕まえたスライムの大きさを品定めしながら、さっき目印をつけた広場まで持ち帰ると、スライムが入った網を魔素の杭で地面に繋ぐ。

 集合場所には既に3体の中型スライムが繋がっていた。

 珍しくも良い成果だ。


 セウスはフィオンのサポートが良いと笑顔で褒めていた。

 帝国に送る用の中型スライム4体が、昼を待たずに揃った。


「村用にあと1体捕まえてくる? 今日は五人いるから運べるんじゃない?」

「そうだね。1体ならいけそうかもね。フィオン、いけそうか?」

「はい、大丈夫です」


 じゃあ行くかと、私達は再び森に入った。

 その後、大した時間もかからずに中型スライムを1体捕獲することが出来たのだ。



 帰りには網に入った中型スライムをそれぞれ担ぎながら歩いていた。

 フィオンは私の分も運ぶと言っていたけれど、それではスライムハンターはやっていけないので、丁重にお断りした。


「ねえフィオン。初めてのスライム狩りどうだった?」


 後ろを歩くフィオンにチラッと視線を送る。


「はい、とても珍しい猟法でした。まさか剣の(つか)で叩いて方向転換させるとは」

「結構、難しいんだよね。魔物の対応もある時は、剣を鞘から抜いた状態でやるんだけど、間違えてスライムを剣身側で刺しちゃうと台無しになるしね」


 私の横を歩くセウスも話に入って来る。


 そうなのだ。

 スライムを囲い込むまでには追う人間は結構走らされる。足の早いスライムなんかは大変なんてもんじゃない。数人で行くと、大体私は網で捕まえる係になるのでそう大変では無いのだが。


「おかげで沢山捕まえられたね」

「キツキに満足してもらえそうだね」

「ねえ、これを全部で12体送るの?」

「そうだね」


 キツキからの依頼は全部で16体の中型スライム。

 それを帝国の西地で合体させて巨大なスライムを作る計画なのだとか。


 昨日、キツキが自ら4体の中スライムを持ち帰ったから、あと12体をこっちで捕まえて送るという約束をしたそうだ。今日は4体を捕まえたから、残りは8体だ。

 次の船の到来までに時間がないので、小型スライムから中型スライムへの合体はしないとセウスは言う。

 つまり中型スライムだけが私たちのターゲットである。


「次に船が来るのはあと四日後だ。東側の海に着くようにするって言っていたから、その船に12体のスライムを一気に乗せるつもりだよ」

「そんなに入るのかな?」

「さあ、結構大きい船だって言っていたから大丈夫なんじゃない?」


 大きい船?

 あれ、もしかしたら以前私が東の港町で注文してきた船だろうか。


「うん、大きいかも!」

「なんだ、知ってるんじゃない」

「あは。すっかり忘れてたわ」

「全く。村を出ても、ヒカリはヒカリのままだね」


 セウスはくすっと笑いながら当たり前のことを言う。


「でね、スライムをキツキの指定通りに箱詰めして海まで運ばないといけないから、その日数も考えると少なくても一日4体ぐらい捕まえておかないと間に合わないかなって。それにスライムの革布もかけて欲しいといっていたから………」


 少なくても三日以内に12体か。

 それにスライムの革布だって、小型スライムからでは出来ない。

 スライムの革布については工房の在庫との相談になるのだろうけれど、少しは捕獲しないと足りないだろう。

 そう考えると、キツキも随分厳しい話をセウスに依頼してきたな。

 だけどセウスはそれを困難と思っていないのか、表情には余裕すら見える。それが少し不思議に思った。


「セウスは大変だと思っていないの?」

「何が?」

「キツキからの依頼。中スライムを三日で12体以上捕獲するとか、無茶振りすごくない? 怒ってないの?」

「ヒカリとの付き合いの許可もくれたし、ヒカリを連れ帰らないでくれたからね。ヒカリがいれば何だって出来る気がするよ」


 セウスは当然といった表情で私の質問に答えた。

 その答えに戸惑ってしまって、顔が赤くなる。

 なんだ、これは。

 それを聞いていたフィオンも近衛の二人も、他人事なのだろうに赤面しながら眼をまん丸くしてセウスを凝視している。すごい表情だ。


「あ……で、捕まえた順から木工所で梱包してもらって、最後の一日で海まで運ぶの?」

「そうだね。村から海まで結構距離があるって言っていたから、泊りがけも覚悟しなきゃだね」


 セウスは東の道づくりを再開した。

 私の近衛騎士の半分を大工さん達の護衛につけて、突貫工事をしてもらっている。


 更に道だけではなくて、宿泊が出来る小屋も作ってもらっているのだ。だから、大工のおじさん達も泊まりがけで工事をしているそうだ。大変だ。

 キツキ側でも道に小屋を作って貰っていると言っていたらしいので、セウスはそれらを利用しながらスライムを海まで安全に運ぼうとしている。


「そうだね。それにしても海かぁ、見てみたいね」


 海賊退治で海に出た事があるけれど、こっちの海が何色なのか見てみたかった。青といっても場所によって海は少し色味が違うということを知ったから。


「スライムを運ぶ時には一緒に見に行く?」

「え、いいの?」

「ああ。村で初めてのことで、僕もどんな状態なのか確認に行かないといけないだろうし、君を村に残すのも心配だしね」


 そう言ってセウスはスライムの網を乗せている肩を変えると、私の手を握る。

 大丈夫と言いたいところだけど、確かにセウスのいない間に何かあったら自分で対処が出来るかわからない。

 微笑むセウスを見ると、何だか甘やかされているなって自分でもわかる。


「ありがとう。そうする」


 昔はこんな素直にセウスの言葉を聞くことは出来なかった。私も成長したってことだろうか。


 ストレスもないし、お互い無理もしていない。

 ちょうど良い関係だと思う。

 急に抱きしめられたり、キスされるとまだ焦るけれど、それは人の目を欺くためのお芝居だってわかっているから、余り深く考えないようにしている。

 だからさっきの赤面も、きっとそれと同じだ。


「午後もスライムを捕まえに行く? 明日も天気が良いって限らないじゃない?」

「うーん、そうだな。お弁当の準備をしてくれば良かったね」

「そうだね」


 村に帰った私達は、倉庫の西側の空き地にスライムを置いて来た。

 倉庫の空き地は結構広々と開けているけれど、使い道がなくて空き地というわけでは無い。一時的な大きな資材の置き場や、先日のような燻製や干物作りなど、村のみんなで一斉に何かを作る時にあの空き地を使うのだ。村の何でも広場という感じだ。



 近衛の二人と別れて、三人で花月亭へ昼食を食べに行く。

 花月亭には休憩中だった三人の近衛騎士の姿が見えた。

 彼らはこの村には慣れてくれただろうか。

 席に座ると、アカネさんに三人分のランチを注文する。


 さっきの近衛騎士の一人がこっちに気が付いたのか、一同立ち上がって私に向かい礼をする。その光景に驚いた村の人達から私達は熱視線を浴びた。

 私は慌てて、両腕を思いっきり上下に動かして、彼らに「座れ」の合図を送る。わかってもらえたのだろうか、彼らは着席してくれたのだが、私に背が向いてしまう席だった人は、わざわざ場所を移動して私から顔が見える席へと移動した。細かい。


「すごいね。囲まれた時も驚いたけれど、オズワードさんの国でもこの扱いだったの?」

「うん。でも専属の近衛の人達は一際(ひときわ)すごい」

「ヒカリはこういう気が抜けなくなるのは苦手でしょう?」

「そう。もう、怠けている姿を見せられないから、セウスの家から出たら、気が気じゃ無いよ」

「大変そうだね」

「ナナクサ村に戻って来たら、元の生活が出来るって思っていたけれど、考えが甘かったわ」


 舌の根が乾く間も無く、私はテーブルに頬と手をつけて、だらけている姿を全員に晒す。それに対してセウスもフィオンも何も咎めないので、私は心ゆくまで体を解放させることが出来る。ああ、幸せ。


「あら、ヒカリは大変ね。確かにイケメンの前じゃ気は抜けないわよね」


 私のだらけた姿が見えないのか、アカネさんはそんなことを言いながら、次々と私達の目の前にランチのプレートを配膳していく。


「アカネさん、代わってくれてもいいですよ?」

「あら、いいわねぇ。時々入れ替わっちゃう?」


 アカネさんはうふふと楽しそうに答えてくれるものだから、私も一緒にうふふとその作戦に乗ろうとしたのだが。


「アカネさん、それはいくらなんでもバレますよ」


 セウスから呆れ顔で横槍を入れられたアカネさんは、嬉しそうに「やっぱり〜?」と言いながら厨房に戻っていった。せっかく助け合う仲間ができると思ったのに残念だ。


「もう少し人数を減らしてもらうとか、護衛される時間を減らしてもらう事は出来ないの?」

「多分無理。キツキもそう言ったことがあったみたいだけど、結局規定の数に戻されたって言ってた」

「ふーん。規定ねぇ」


 セウスは視線を上げながら考え事をしていた。


「そういえば、セウス。中型スライムをよくあんな短時間に沢山見つけられたね?」

「ああ。それはね、木の上に登っていた君の護衛二人が、高いところから中スライムを見つけたら合図を送ってくれたんだよ。おかげで時間をかけずに見つけられたよ」


 セウスは機嫌良く答える。

 近衛二人の姿が見えないと思ったら、木の上にいたのか。


「護衛っていうから堅物かと思っていたけれど、意外と機転が利く人達で良かったよ。邪魔な行動は一切しないし、余計なことも言わないから、正直助かる。能力が高いって話はよくわかったよ」


 セウスはそう言って安心した表情を見せる。

 たった半日で彼らの能力を見切ったのだろうか。それはそれで凄いな。



 食事が終わった後、今度は違う近衛を二人連れて午後も森へと出かけ、その日はさらに2体の中型スライムを捕まえたのだった。


<人物メモ>

【キツキ】

 ヒカリの双子の兄。リトス侯爵。セウスと付き合うことになったヒカリを複雑な心境で見守っている。


【ヒカリ】

 キツキの双子の妹。バシリッサ公爵。セウスと付き合うことになった。のだが?


【セウス】

 ナナクサ村村長の息子。ヒカリと表向きは付き合うことになった。


【フィオン(フィオン・サラウェス)】

 ダウタの元兵士。エルディの小さい頃からの遊び相手。キツキからの依頼でヒカリの護衛役となる。基本、無駄口は叩かないけれど、時々冷静な言葉を発する。


【倉庫番のお兄さん達】

 セウスを可愛がり、セウスを助けてくれるムキムキで涙もろいお兄さん達。


 [アンドレ兄さん] 倉庫番の赤髪のお兄さん。31歳独身。セウスに対してはほぼ保護者の気分。セウスとヒカリのやりとりが微笑ましくて好き。

 [パオロ兄さん] 倉庫番のお兄さん。噂好きで、時々余計な一言が出ちゃうお兄さん。セウスのことを大変可愛がっている。24歳独身。



<更新メモ>

2022/02/11 誤字を修正がてら加筆(調子に乗って結構追加しました)、人物メモの倉庫番のお兄さん情報を追加

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