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Slime! スライム! Slime!  作者: 笹餅よもぎ
第二章
114/219

海を渡るもの2

「さて、ヒカリ様。我々はこの船を手に入れてくるようにと、キツキ様から申しつかってまいりました」


 私は口をポカーンと開けながら、波に揺られている停泊中の船の上を見上げている。

 船体の上にはマストと呼ばれる帆を張るための柱が数本あるのだが、どれもこれも天を貫かんばかりの高さだ。その柱の上からは何本ものロープが下へと吊る下がっている。

 フィオンの説明はそこそこに、私は海に浮かぶその雄大な姿を目の前に呆気に取られていた。


「手に入れるってどうするの?」

「『買う』のです」


 フィオンは私の質問に淡々と答える。

 これを『買う』?

 お茶すら一人で満足に買い物が出来なかった妹に何をさせようとしているのだろうか、あの兄は。


「この大きいのをどうやって買うのよ?!」

「私が補佐します。キツキ様から申しつかってきた事は、船を購入することと、技術者を捕まえてくることです」

「なんか難しそうなんですけど!」


 船を大きく見開いた目でフィオンを見る。


「まずは、造船所に行ってみましょうか」

「造船所?」

「船を造る所です」


 じゃあ行きましょうかとフィオンは戸惑っている私を置いてスタスタと歩き出してしまう。


「待ってよ〜、フィオンー!」


 私は護衛のはずのフィオンの背中を追いかけた。





「ええ? 船が欲しい?」

「はい」


 目の前には倉庫番や自警団のお兄さんよりも屈強そうな男性。日に焼けた顔と低い声が余計にそう見せていた。

 四十過ぎあたりの人だろうか。名前はアイリックと言ったかな。


「お嬢ちゃん。悪いが、船はすぐに造れるものではないんですよ。数ヶ月かかる」

「既に有る船を少し改造したものでも結構です。一ヶ月後に納品できませんか?」


 フィオンが横から口を挟む。


「一ヶ月後ねぇ。おい!」


 アイリックさんは、これまた屈強そうなお兄さんを呼んで、何か紙の束を持ってこさせた。

 アイリックさんは目を落として紙の束をペラペラと(めく)る。


「あー、悪いねぇ。早くても一年は埋まってるわ」


 これで四軒目である。

 どこでも同じような返事をもらった。


「そこをなんとかできませんか?」


 手ぶらなんかで帰ったら、頭ぐりぐりの刑どころかキツキの氷の刃の餌食にされてしまう。


「はあ。そんなこと言ってもねぇ」

「なんとか!」


 力一杯頼み込むと、アイリックさんは少し考えたかと思えば腕を組んで意地の悪そうな顔をする。


「そこまで言うのなら、この海の北東に時々現れる海賊を捕まえてくれたら、優先して造ってやっても良いぜ?」

「海賊?」


 海賊とは、海で人のお宝を頂戴します、という輩。

 山に出るのは山賊で海に出るのは海賊だと、昔おじいちゃんに聞いたことがある。どちらも無抵抗の人から金品を奪う行為を働くのは同じだ。

 ふむ、海賊か。


「困っているんですか?」

「ああ。この近辺だけでも、月に十数件は被害が出るね」

「なるほど、人助けってわけですね」

「人助けって……お嬢ちゃん、海賊ってわかってる?」


 アイリックさんを始め、周囲のおじさんたちは可笑しそうに笑う。

 何がおかしいのかわからないけれど、捕まえるのはスライムで慣れている。捕獲ならいつでもどこでも心の準備は出来てるわ。


「海賊を捕まえれば良いのよね? 誰が確認に来ますか?」


 私はそういって立ち上がると、おかしそうに笑っていたおじさん達は私の言葉に驚いたのか目を丸くする。


「は? 本当にわかってるの? お嬢ちゃん!」


 動揺しているアイリックさん達を前に私はニッと笑う。


「はい!」





「で、本気なんですよね?」

「もっちろんよ!」


 両手をぎゅっと握って鼻息の荒い意気衝天な私の横で、フィオンはそっとため息をつく。

 私達の目の前は青い大海原だ。


 午後、善は急げと私は造船所の船を出してもらっていた。

 海賊が釣れるようにと、アイリックさんは大型で船室の内装が煌びやかな少し値の張る商業船という船を出してくれた。船にはアイリックさんと他十人程が証人として同船している。もちろん船を動かしている乗員は別にいる。


 船を出すにもお金がかかるらしい。失敗はできない。

 お金がかかるものを提供してくれるあたり、造船所も海賊をなんとかしたいという気持ちはあるようだ。

 それにしてもよく小娘との約束のためにこんな大掛かりな船を準備したものだ。


「お嬢ちゃん、本気かい?」


 寒さ対策に分厚い服や帽子を装着したアイリックさんが、心配そうな顔で私の顔を覗き込みながら近付いてくる。

 ここまで準備してまだ言うのか。

 私たちの船の後ろからは小さいけれど、一応、海兵隊の船がついてきている。もちろん、バレないように海兵隊の船も軍の船ではなく同じような商業船だ。捕まえたとしても海に放置するわけにはいかないので、アイリックさんが知り合いの海兵隊員に話をしたけれど、真っ向からは取り合ってはもらえず、顔見知りのよしみで若手の数人だけつけてくれたらしい。

 海兵隊は海賊を取締る気はないのかしら。


「疑ってるのに、どうしてここまでしてくれたんですか?」

「あ? それはな、先日俺の従兄弟が海賊被害に遭って大怪我を負ったんだ。嬢ちゃんには期待はしていないが、どうせこの機会だから俺たちで捕まえてやろうと思っただけだ」


 アイリックさんは仏頂面で経緯を説明してくれた。

 親戚が襲われたのなら、確かに他人事では無いだろうな。私だって従姉妹のミネが怪我を負わされたなんて聞いたら飛び出して行っちゃう自信はある。


「ま、無理はするなよ」


 そう言ってアイリックさんは造船所のおじさん達の元へと戻っていった。

 アイリックさんは見た目と違って結構優しいのだな。キツキとは大違いだ。

 はいと返事をすると私は船の進む海原を見据えた。

 それにしても冬の寒い海とはいえ、波は以外と穏やかで天気も良く、空も海も青い。それに時々船に近付いてくる海鳥達が羽を広げて風を捉えながら船と並行に飛んでいる姿を見ると、何だか私の背中にも羽が生えた気分がするのだ。海賊退治がなければ海の上の旅行を楽しんでいる最中だろう。

  私達の船は北東に向かって進んでいくけれど、行けども行けども海の上は穏やかなままだった。


「ほんと、なーんも来ないわね」

「それはそれで安心はしますが」


 フィオンは無表情で答える。何もなくて良いだなんて何の冗談なのだろうか。


「船を用意できなかったら私がキツキに刺されるかもなのよ?」


 フィオンはその言葉には動じなかったが、チラッと前方を見ると軽く息を吐いた。


「ああ、ヒカリ様。どうやら念願が叶いそうですよ?」

「ん?」


 船首の甲板(かんぱん)にいた私とフィオンは前を向く。

 一隻の中型ぐらいの船と、その前に数隻の小さな船がパラパラと浮かんでいる。

 小さいのは漁をしている船ではないのだろうか。数隻、網を海に浮かべているのが見える。


「あれが海賊?」

「でしょうね」

「本当に?」

「疑うのでしたら、このまま放置してみましょうか」


 フィオンは動じない。

 船はそのまま小さな船の集団を迂回するように避けて運行する。

 ぶつかったら危ないものね。

 私は船首の手摺りにもたれて小舟が通り過ぎる様子を眺めていた。



「海賊だ!!」



 後ろから声がする。

 その声に首だけを向けると、船の中央横側から人が甲板に上がり込んでくるのが見えた。


「え、本当に?」


 私は手摺りに預けていた体を起こす。

 それと同時に、私の横にいたはずのフィオンの姿を探すけれど見当たらない。

 何処にいったのかと広い甲板の上を見渡すと、乗り込んできた海賊もどきに早くも切り込んでいた。

 海賊もどき。今の私には、あれが海賊なのかどうか、判断致しかねるのでそう呼ばせてもらう。


「フィオン! 殺してはダメよ! 軽傷でね!」


 念のため大声で指示をする。

 聞こえただろうか。


 さてと。


 一応私が捕まえると私が言ったので働かなきゃね。

 面倒臭いので、全て甲板に上がってきてくれると助かるんだけど。


 しつこいようだけど、今一度説明をしておく。

 私に氷や土の魔素が無い訳ではない。

 キツキほど魔素の量が潤沢(じゅんたく)ではないだけである。


「捕獲にはこれが一番でしょう」


 指に集中すると、海賊もどきが上がってきた甲板目掛けて横一直線に指を払う。

 海賊もどき達の足は氷で床に張り付いていく。動かなくなった足の反動で、海賊もどき達は尻餅や手を床につき始める。

 陽動だったのか、反対側からも登って来た海賊に向けてもう一振り。こちらも同じように皆が皆、尻餅をつく。

 つまりは私の圧勝である。


「スライムよりも簡単ね!」


 私はヒャッホイと飛び上がった。


 同時に全員は捕まえられなかったけれど、見てるとフィオンが残った海賊もどきを捕まえてくれそうだ。

 造船所のお兄さんたちも加勢してくれている。この様子からいくと、直ぐに終わるだろう。なので放っておいて良さそうだ。

 意外と簡単だったな。

 そう油断している先のことだった。



 ドゴゴーンッ!

 バシャーン!



 顔の側面に海からの水飛沫(みずしぶき)が当たる。

 んん? 今のは一体なんだい?

 私の体は一瞬固まってしまった。



「大砲だ!」



 大砲? 何それ、美味しいのかしら。

 海に水飛沫(みずしぶき)を上げさせるものが美味しい訳がない。


「大砲って?」


 手摺近くにいたアイリックさんに聞く。


「あの船の甲板の下あたりについているだろう。火薬で鉄の塊を飛ばすものだ」


 アイリックさんが指差した先は、先程の小さな小舟の後ろにいた中型の船だ。

 仲間だったのか。


「ふーん、鉄の塊を飛ばすとどうなるの?」

「相手の船が沈む」


 アイリックさんの顔は青い。

 相手の船、という事は私達が乗っているこの船の事だよね?


「そういう事は早く言ってぇ!!」


 中型の船を見る。

 船体の中央にある、あの黒い筒が大砲だろうか。

 どのくらい衝撃があるのかわからないが、やらないよりはマシだろうと私は手を伸ばす。次の砲弾が放たれる前に、私は出来るだけ大砲の砲台の近くに分厚い魔法壁を張る。

 過去最大サイズの防壁だ。


 発射された二連の大砲が魔法壁にぶつかると、自分の体にも圧がかかる。


「おっもい」


 少し押されたが魔法壁は割れる事なく、勢いを削がれた砲弾は海に沈んでいった。


 それを見てホッとするけれど、私は休む暇なく光る二本の指を振ると氷魔素を飛ばして大砲を凍らせる。

 火魔素でも良かったのだが、火薬と聞いたので大惨事になると思ってやめた。

 火って意外と使いどころを迷うから、キツキと比べて損だと思う事はしばしばある。


 観念したのか、中型の船からはそれ以降大砲は飛んでこなかった。

 フィオンを見ると、船に乗り込んできていた海賊もどきを見事に紐で縛り上げていた。

 手際がいい。


「アイリックさん、これで終わり?」


 横にいたアイリックさんにそう確認をする。

 けれどもアイリックさんから返事は返ってこなかった。


「おーい」


 アイリックさんは私を見たまま動かない。

 目の前で手を振ってみるがやっぱり動かない。

 どうやら、だた呆けているだけのようだ。命の危機でもなさそうなので放っておくことにした。





 あの後、海兵隊に任せてきた。

 大捕物のような騒ぎになり、陸まで海兵隊の応援を呼びに行ったり海賊もどきを引き渡したりと、しばらく海兵隊の手伝いをしていた。ようやく陸に上がった時には日が落ち始めていた。今後の事は明日以降に話をしようと解散したけれど、アイリックさんは船の件について前向きに考えてくれると言ってくれた。それだけでも私は息がつける思いだ。


 私とフィオンは宿を決めた後、夕食のための食堂を探しに街の中を歩いていた。

 日が落ちて暗くなるにつれて、街灯やらお店から漏れてくる灯りで街の中はより一層賑やかさを増す。ナナクサ村とは違うその光景に私の心は自然とウキウキとしてくる。


「フィオン、あそこなんかはどう?」

「そこは食堂というよりかは酒場ですよ、ヒカリ様」

「食堂とは違うの?」

「お酒を飲むのが目的となるお店です」

「ふーん」


 夜の花月亭みたいなものだろうか。夜になればなる程、食事よりもお酒を酌み交わす姿が増えるのだ。

 だけどさっきからお店の中からは楽しそうに肩を組んで出てくるおじさん達や、顔を真っ赤にして千鳥足で出てくるお客さん達を見ると、やっぱりとても楽しそうなお店にしか見えない。


「あそこに入ってみたいわ」

「駄目です」


 間髪入れずに真顔で答えるフィオンをムッと睨む。


「何で駄目なの?」

「危険です。お嬢様が護衛一人で入るようなお店ではありません」

「お嬢様じゃないわ。ナナクサ村育ちよ」

「なりません」


 フィオンは表情を変えずに答える。

 くぅ、なんて堅いのだ。

 二人でお店の前で押し問答している時だった。


「お嬢さん、そんな堅い彼氏は放っておいて俺達と飲みにいかない?」

「そこの店に入りたいの? 俺達もちょうど入ろうとしていたところなんだよ」


 その声のする方を見ると十人程のお兄さん達がにやにやした顔でこちらを見ていた。


「あれ、君すごく可愛いね」

「この辺りでは見ない顔だな」

「旅行者なの? じゃあこの街で良い思い出を作らないとね〜」


 私の顔を覗き込むお兄さん達に取り囲まれる。

 何だかこんなことがつい最近あった気がする。サウンドリア王国だったような………と、私が渋い顔で考え事をしている時だった。その内の一人が私に手を伸ばそうとするが、その手は私の肩には届かず、横から伸びてきた手に掴まれる。


「この女性はあなた方が触れても話しかけても良い方ではありません。お引き取りください」


 手を掴まれたお兄さんが「アタタタ」と悲鳴をあげたのを見るとフィオンは彼の手を離す。

 フィオンはいつもの無表情のままだ。それを見ていたお仲間のお兄さん達に睨まれるけれど物怖じしない。


「お前は彼女に振られたんだからさっさと帰れよ」

「ですから彼女ではありません。護衛対象です」

「は? 護衛?」


 お兄さん達が訝し気にフィオンを見る。


「お引き取り下さい」

「お前ぇ! ふざけるなよ!!」


 先程フィオンに手を掴まれて唸っていた茶色髪のお兄さんは、そんなに痛かったのか激昂する。ふざけるなも何も、勝手に触ろうとしたのはそちらではないかと、フィオンのせいにするお兄さんの態度に私はむくれる。

 でも彼の言葉を合図に、お兄さん達は私達を取り囲む。これは多勢に無勢というやつだろうか。

 それでもフィオンの態度は変わらない。それどころか「やってしまっていいですか?」と聞いてくる始末。


「えっと………お手柔らかにお願いします」


 どう答えるのが正解かわからない私はそっと言葉を置くが、その言葉を皮切りにフィオンは鞘を腰ベルトから取り外すとお兄さん達めがけて振り上げる。



「そこまで!!」



 遠くからよく通る強くも低い声が響き渡る。

 その瞬間、フィオンもお兄さんの顎にぶつける寸前の鞘を持った手を止め、お兄さん達も動きを止めてその声の先に視線を向ける。


「お前達、何をしている」


 暗闇から現れたのは三十半ばぐらいの体格の良いおじさんだった。赤茶けた短髪に深い青色の瞳、質素だけれども質の良い白い外套を身につけていて服装からしてどうやら貴族なのではないかと思う。


「あ、これはキルギスの旦那………」

「何をしているかと聞いている」


 近付いて来た男性に、お兄さん達は怯えているようだ。先程のような態度を潜め、皆視線を下にさげる。

 キルギスと呼ばれた男性は私達に近付いてお兄さん達を一瞥すると、向かい側にいたフィオンと私を順に見る。


「また他の男の女性に手を出して………」


 男性はそう言うけれど、言葉を急に止める。私を見ていた目が、途中から信じられないものを見るかのような目の色に変わる。


「……お前達、相手が悪すぎるぞ。この女性に何かあれば国軍がこの街に押し寄せてくる。街には迷惑をかけない約束だ」


 お兄さん達は縮こまってすみませんと男性に謝ると早々にこの場から逃げ去る。

 それを確認するとキルギスは私達に向いた。


「街の者が失礼をしました。普段はよく働く者達なのですがね、いかんせん美女には目がない」


 落ち着いた動きで害がないと判断したのだろうか、フィオンは外していた鞘をベルトに付け直す。


「何かお困りでしょうか? 先ほどの無礼のお詫びにお手伝いをさせてください」

「その前に、あなたは?」


 フィオンは私に近付いてきたキルギスの前に立ちはだかる。


「ああ、これは失礼を。私はキルギス・ボレアス・アンディーノと申します。隣のアッシュ地方の地方統括であるボレアス侯爵の次男です」


 そう言って彼はフィオンに礼をする。


「隣地方の方がなぜこの街に?」

「はは、お恥ずかしながら少しやらかしましてね。父からは勘当同然で家を追い出されたのですよ。今はこの街で商売をしています。先程の若いやつらもうちで働いている者達でしてね。大変失礼をしました」


 キルギスは先程の強面をすこし和らげてそう話をすると、キルギスと私の間に割り込んでいたフィオンは数歩下がる。安全だと判断したようだ。


「この辺りで安全な食堂がありましたら、教えていただきたいのですが」

「でしたらもう一本向こう側の道のほうが安全な店が多いですよ、ご案内いたします。こちらへ」


 フィオンからの問いかけにそう答えるとキルギスは歩き出す。

 フィオンを見ると彼を信用したのだろうか、彼を止める様子は見られない。

 フィオンに促されるまま、私は彼の背中を追った。




<人物メモ>

【キツキ】

 ヒカリの双子の兄。祖父の実家を継いでリトス侯爵となる。


【ヒカリ】

 キツキの双子の妹。祖母の爵位を継いでバシリッサ公爵となる。恋愛に対しての謎防御力の強い女の子。


【フィオン(フィオン・サラウェス)】

 ダウタ兵団の兵士でエルディの子供の頃からの遊び相手。あまり表情はださないので冷たい印象を持たれがち。キツキからの依頼でヒカリの護衛役となる。


【アイリック】

 東の港街の造船所の責任者


【キルギス・ボレアス・アンディーノ】

 東の港町で絡まれているところを助ける。どうやらヒカリが誰がわかっている様子。



<更新履歴>

2021/10/28 加筆(主に修正)

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