合法ロリの困った姉貴 ギリギリデス!!バンしちゃラメ〜!
あっ〜!何故こんなにも暑いのか?
簡単です。ソレは冷房の効いてない居間のソファーで、 姉貴と従兄妹に挟み込まれているから。
2人共、女性ならではの冷え症らしい。それはいいのだが。
「無理だよね。此の題材は流石に無理だよね」
人格が崩壊させられてしまう瀬戸際なので、敢えて2回言いました。
「フッ、もう投げ出されてしまうのですか?お兄様の性奴隷が衆人観視の眼前で、辱めを受けてしまうのですよ?」
しっかりと、俺の二の腕を両手で挟み込み、身体の柔らかな部分を使って3点拘束しながらレイナちゃんは恐ろしい事を言ってきた。
「玲奈ちゃん、小学校で、そんな言葉遣いを習ってるのデス?」
姉貴は、お菓子を食べながらノートパソコンとパッドを使い分け、隣で座り作業をしてるのだが、これは俺が逃げれない様にブロックしてるのだ。
グイグイ押し付けらる柔らかなモノとノンビリとした姉貴の口調に、今更ながら2人に嵌められた事を悟り後悔した。
「レイナちゃん。小学生の夏休み読書感想文の題材がBL本って意味フだよ、無茶だよ、こんなの書いて提出したら 保護者呼び出しだと思う」
「クッッッ。下賤で凡俗、パリピー如きに我々の闇の世界の言の葉を、理解させようとは寸毫すら感じず。さぁ、お兄様。尊い言葉の変換作業を始めましょうか」
「ハァ……、嫌だけど。やるしかないの、嫌だけど」
「流石!お兄様。短歌なんて余裕ですね。とりま、此の シコイ作品のほんすこナ文章をボカシ変換お願いしますワ」
レイナちゃん、ヨツベのASMRばりに、耳元に口を近付けエロく囁いた。
薄い小説本の指定された文章を、嫌々ながら目を通して見る。
ソコには、予想を超えた衝撃的な兄弟愛が…………。
「工エエェェ(´д`)ェェエエ工、ムリィ〜〜!!」
「Orz ウ〜〜ン?? 凸凸?テトリス???」
「棒×棒?うまい棒二本???」
「プラグandプラグ?感電ショート???」
何故か、姉貴と従兄妹から蔑みの視線を感じるのだけれど。
「じゃあ、弟が飼っているカブト虫が兄貴の飼っている カブト虫に襲い掛かったってのはどうかな?」
「弟くん、神作品に対して愛が圧倒的に足りて無いデス!」
「虫って、お兄様、草生えます。真面目にやって下さいね」
畜生〜〜〜!!!言いたい放題ぴえんですってか。クソッ!
「ちくわ天と竹輪の戦い………ソーセージ戦記……………ガメラ対ガメラ怪獣大戦争………………orz 無理」
「弟くん、弟くん、フゥ〜〜ッ、フゥ〜〜ッ ダメッ❣」
「アン!!お兄様 ハァ〜〜〜ン、ペロペロ Reject❣」
なんだよ!!両耳から息を吹き込むナーーー!!!クソッ、完全に面白がってる。しかし、二人共に鼻息荒く、目が血走ってるのは気のせいか。
あっ!!察し!!粘膜で粘液の成分が足りてないのか。
「これで逆転のドロー!!!弟が召喚した巨大な白ミル貝が兄の召喚獣ホッキ貝を攻撃!白ミル貝に含まれる豊富な タンパク質がホッキ貝に迫る。連続ターンでホッキ貝に濁点が加われば、female fall !!!」
「フ〜〜ッ、フ〜〜ッ、おけまる水産デス❣ サスサス」
「お兄様、白濁でヌルヌルな貝、尊いですワ❣ ハムハム」
ヤ、ヤメロ〜!息を吹き込むナ!太股を擦るな!!く付いてくるな!恥ずかしいワ!!あっ〜〜〜!!!そうだし!この時間はサ○エさんが放送してるハズ!!。
ポチッとな。
流石、家庭内のセクシャル話題冷却アニメ。一瞬にして 女性陣は醒めた様だ。
俺は、アニメを見ながら何故サ○エさんにアワビちゃんが居ないのか、静かに悟るのであった。
終わり