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合法ロリの困った姉キ  作者: ひろ.U
1/24

超合法ロリ、大地に立つ

日常的にトラブルっている

ロリな姉キと俺


 とある平日の昼中に、俺はミニシアターが集まる複合施設に来ていた。


 場内は、人も疎らで閑散とした雰囲気だ。


 「大人2枚お願いします!!」


「キャッ!!カ、カワイイー!!、お嬢ちゃんは子供のチケットでいいんですよ〜」


 俺の隣りの、可愛い小学生の女の子がカウンター越しに、チケット売り場のお姉さんに抗議の声を上げる。


 「違うのです!私は子供なのではないのですゥ〜!!」


 胸元に左右の小さな手を握り込み、ピョンピョンと両足で跳ねている。


 真っ赤にさせた顔は、目が大きくクリクリしてよく動き、鼻もピクピク、小さな口を精一杯大きく開け、こちらを見上げる。


 「弟くん、弟くん!!お姉ちゃんを助けて下さい!!」


可愛らしい声で小さく叫ぶと、俺の手を小さな手で握ってくる。


 背が小さので、空いてる手をカウンターに乗せて、またピョン、ピョン。


その、仕草があまりに可愛らしかったのか、チケット売りをしてるお姉さん3人が笑い出したり、微笑んだり。


 「あの〜、すみません。見たなりは、こんなんですけど 23才のババァですので」


俺がそう言うと、姉キが小さな脚を使ってキックしてくる。


 「女の子の年齢は、言っちゃダメです〜、プンプンですよ!」


キックしてくる足を軽く躱し、頭を撫でてやる。


 「ワリィ〜な、でも仕方ないじゃん」


そう、この顔を真っ赤にさせ、潤んだ瞳で見上げてくる、姉キは普通の合法ロリとは違うのだ。


 証明しよう。身長が低いだけの合法ロリは小学生の集団登校に、ランドセルでも背負わせて混ぜてやると異様に浮くだろう。


 だが、俺の姉キは、混ざると何処に行ったか解らなくなる。


 そのまま、小学校に登校し授業を受けても、先生は気付かないだろう。


 「可愛いネ、お姉さんが、お菓子あげる!」

「あっ!!私も、私も!!!」


姉キが、チケット売りのお姉さん達から、お菓子を貰ってる。


 …………………………いや、多分 チケット売りのお姉さんの方が、姉キより年下です………………。


 この、チケット売りの年下のお姉さんからお菓子を貰い、喜んでいる姉キが原因でトラブルになっているのだが、日常よくある事なので、俺は気にしてない。


 「姉キ、マイカードは?」


「そうでした!!まって下さいよ〜!!」


この、口一杯にお菓子をホウ張り、モグモグさせてるリスは身長が低くて、アクセルまで足が届かない。よって免許は取得が無理。


ピンク色の肩がけカバンを開け、ゴソゴソ。


 その可愛いらしさに、売り場のお姉さんも、ホッコリ。



                つづく


 


 


 




前編、後編です。

感想貰えると嬉しさの余り、五体投地します。

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