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ミコちゃんのリボンの話

作者: 心月

あるところに、ミコちゃんという女の子がいました。リボンが大好きで、色々なリボンを持っていました。

赤いリボン、青いレースのリボン、黄色のお花のついたリボン、虹色のリボン、白い華やかなベルベットのリボン、などなど。みんなミコちゃんの手作りでした。


ある日、ボーイフレンドのカイ君と公園でデートの約束をしました。


この前、カイ君は、ミコちゃんに、君はいつも素敵なリボンをしていてすごく可愛いね!僕にも、赤い蝶ネクタイのリボンを作ってくれないかい?と頼んでいました。


ミコちゃんは、もちろんよ!と言いました。


ミコちゃんは、お家にあった艶やかな赤い布で、ミシンを使ってカイ君に蝶ネクタイを作ってあげました。綺麗な箱に入れて、ラッピングして、待ち合わせの公園に届けに行きました。


カイ君は、ミコちゃんの好きなクッキーを焼いてバスケットに入れて待っていてくれました。


ミコちゃんが、蝶ネクタイをプレゼントすると、カイ君は大喜びしてくれました。


そして、ミコちゃんとお揃いの蝶ネクタイをつけると、

二人はにっこりして、仲良くクッキーを食べました。


カイ君は、バスケットから、これは蝶ネクタイのお礼だよ!と言って、可愛い真珠で出来たブレスレットと、色とりどりのリボンの布の入った箱を取り出して、ミコちゃんにプレゼントしました。


ミコちゃんは、とても喜んで、この布で、またリボンを沢山作るわ!とにっこりしました。そして、ブレスレットを腕に飾って、カイ君にありがとう!と言いました。


二人は幸せな気持ちになって、また遊ぼうね!と言ってミコちゃんとカイ君はお家に帰って行きました。


ミコちゃんはブレスレットを大切に宝箱にしまいました。カイ君も宝箱に蝶ネクタイをしまいました。そして、美味しい夕飯を家族と食べて、歯を磨いて、お風呂に入って、フカフカのお布団で眠りにつきました。


ミコちゃん、カイ君、いい夢みてね。

明日も、良い日でありますように!

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