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将棋部 王手!  作者: 小深 文
1/1

青春! 爽快!

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「……ありません。」

頭を下げる。

「ありがとうございました。」

二人ともこう言い、ため息をつく。

「もう、薫は強いよ。一瞬でこっちの王詰ますし」

「まぁな。圭太も前より強くなったと思うよ」

「本当? 嬉しい」

「また、薫が勝ったのか」

と、部長の歩先輩。歩先輩は、アマ三段とかなり強い。薫でも、勝てない。

「はい、でも圭太も上手くなってきたと思います」

「そうか、来年は団体戦で決勝まで行きたいな」

豪快に笑う部長。将棋部は、七人。三年生は、一人。二年生は、三人。1年生は、三人。女子は、一年と二年に一人ずつ。

「あれ? 飛鳥は?」

と、圭太。目線を左から右へ動かしいるか確認しながら言った。

「いないな、どうしたんかな」

「また、来てないのか。圭太と薫、ちゃんと来るように言っといて」

「わかりました。」

僕と薫は、顔を合わせてため息をつく。

「お待たせ!」

「遅い!」

飛鳥が、「お待たせ!」と言うと僕が「遅い!」と言うのが定番化している。

「前から思ってたけど夫婦漫才みたいだね。」

「それはないです」

否定する僕。「私も、嫌」と言わんばかりに頬を膨らませて睨んでくる飛鳥。

「飛鳥、もうちょい早く来てね」

と、薫。

「うん!」飛鳥は、薫と話す時は少し声のトーンが高くなり、笑顔になる。

「その二人が夫婦みたいだよ」と言うと「別にいいし」と飛鳥は応える。

「三人とも、仲良いよな」

笑いながら言ったのは、龍先輩。龍先輩は、イケメンでモテる。

「まぁ、幼稚園からの付き合いですかね」

「いいな、そんな友達いて」

「先輩、幼馴染の彼女いらっしゃるでしょ?」

「いるけど、あれは『女子』って感じじゃないよ」

笑いながら言う先輩。この部活は笑顔が多い。

「また、悪口言ってる。光に言うよ?」

「言わないでよ、京香。」

「なら、言わないの」

「……はい。」

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