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異世界で革命指導者  作者: 月無し
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満開の赤い花

「あ、あの! 助けていただいてありがとうございました!」


 そういえば、と振り返れば、先程の少女がこちらに必死に頭を下げていた。

 物凄い勢いで頭を上げ下げしているのは、それだけ怖かったということなのだろう。


 年齢は十六、七歳といったところか。腰まで届くウェーブ掛かった金色の髪が目立つが、それを抜きにしてもかなり可愛い印象の少女だ。

 なるほど男受けしそうな美少女だ。少なくとも日本ですれ違えば大半の男が振り返るレベル。とはいえそれで奴隷にされて襲われたことを考えれば、彼女にとってこの容姿は不運だったのかもしれないが……。


 ひとまずそんな彼女を安心させるように膝をつき、視線を合わせて肩を叩く。


「手遅れにならずに良かった。怪我などはないか?」


「あ、はい。大丈……いたっ」


 彼女が組敷かれたのは石が剥き出しの部分だ。押し倒されたときに肘をぶつけたらしく、ちょっとした出血をしていた。

 山賊たちの荷物を探せば傷薬の一つもあるかもしれないが……何事も物は試しだろう。


「俺が使える回復魔法で、あの怪我を治療するのに最適なものは?」


『光魔法第七位級『キュア』。最も初歩的な治癒魔法であり、対象の負傷レベルなら十分に完全治療が可能』


「え、何ですか?」


「いや、何でもない。独り言だ。肘、見せてくれ」


 小声で謎の声に問いを投げかけたのだが、他に物音一つない洞窟の中ではさすがに耳に届いてしまうようだ。誤魔化しながら何を言われるより先にさっさと彼女の腕を取る。そして、


「『キュア』」


「あ……」


 言葉通り、『キュア』の魔法によって少女の怪我は数秒も待たずに回復した。さすがに出てしまった血はそのままのようだが、それさえ拭ってしまえば元通りだ。


「凄い……。これも、さっきのも、魔法、ですよね? 私、魔法使いって初めて見ました」


「そうなのか?」


「えと、はい。私はウェルステンという小さな農村で生まれ育ったので……」


 この場合、彼女が田舎育ちだから知らないのか、そもそも魔法使いという存在が希少なのか、判別しにくい。それも後で謎の声に聞けば答えは返ってくるだろうが。

 ただ、いまはそんなことよりすべきことがあるだろう。


「さて。君はこれからどうする?」


 そう、この子の処遇だ。

 奴隷、と呼ばれていたこの少女の境遇は決して良いものではないだろう。下手をすれば帰る家がないか、あったとしても勝手に帰れば奴隷商辺りから報復されたりするのかもしれない。


「それ、は……」


 予想に当たらずとも遠からず、といったところか。少女は口を噤み、視線を落としてしまう。

 だがそれは駄目だ。


「口を閉ざすな。何も言わない、というのは全てを容認するということなんだぞ」


「え……?」


「どんな事柄にしろ、言わなければ、動かなければ何も始まらない。不可能だとか無理だとか、そんな風に思って何もしないのであれば、それこそ何も出来るわけがない。駄目であるにせよ、自ら何もしないなら事態は決して好転しない」


 長い長い戦争を生き抜いて得た、俺の教訓の一つだ。例え上官に叱責されようと、結果的に却下されようと、意見を具申するのとしないのとでは、後の結果が大きく異なる。

 おそらく俺が比較的若い時期から昇級していったのは、そうやって意見を言い続けたからだ。結果的にそれで俺は戦犯として裁かれることになったわけだが、それでも何も言わずにいればただ我武者羅に戦って戦場で果てていたかもしれない。


「だから下を向く前に、まずは言ってみろ。君はどうしたい? 何がしたいんだ?」


「わ、私、は……」


 目尻に滴が生まれ、そして勢いよく頬を伝っていく。溢れ出す感情を押し殺すように自らのスカートを握り締め、


「い、一緒に奴隷商に捕まって売られていった姉や弟、妹たちを助けたい! 私たち家族を、ううん、村の皆を切り捨てて奴隷商に売りつけたあの貴族に復讐したいッ!!」


 その涙は悲しみではない。それは悔しさであり、憎悪であり、この年齢の少女が抱いてはならない類の激情だった。

 この少女の慟哭を受け、俺はどうするべきか? ……なんて、考える必要なんてないか。


「わかった。その救出とその復讐に協力しよう」


 俺はこの少女を助けたい。そう願いここに踏み入れたのだから、ならその責任を最後まで全うすべきだろう。

 そうでなければ、こんな世界に転生までした意味はない。


「い、良いんですか……?」


「乗りかかった船だ。それに、俺はそういう腐った連中を見るとどうにも抑えが効かなくなる」


 テンスワード自治領は封建制という話だが、ここでいう貴族が自分の知る貴族と同じものであるのなら、彼女の村を統治していた貴族とやらはその責務失格だろう。

 であれば、それを討つ。腐った連中が上にいたままで困るのは、その下にいる民なのだから。


「ありがとうございます! ありがとうございます……!」


「礼を言うのは早いだろう。まだ何も始まっちゃいない」


「それでも、ありがとうございます!」


 いろいろと溜まっていたのだろう。少女はただ涙を流しながら、ひたすらに頭を下げ続けた。




 ☆ ☆ ☆




 少女の名はシャロンというそうだ。どうも奴隷になると姓を名乗ることは出来ないようにされるようで、何らかの魔法で記憶からさえ消されているらしい。

 謎の声によると、一言で奴隷と言ってもその扱いは国々で異なるらしい。とりわけ最悪なのがライナット王国であり、そこに属するテンスワード自治領も同様であるとのこと。


 要約すれば、奴隷に人権は存在しないのだとか。この国にも法律は存在するらしいが、奴隷を殺めた場合の罪は所有者の持ち物を壊したことと同価値になるらしい。つまりちょっとペンを壊したのと奴隷を殺したので同列扱いというわけだ。


 言ってしまえば文字通りの意味で『物』だろう。同じ人間でありながらそういう扱いが出来る心情がこれっぽっちも理解できない。いや同じ人間であるからこそ、他者を優越という欲の下に支配したくなるのだろうか。

 どこの世界もそういう人種はいるということか。やれやれだ。


 ひとまずシャロンには山賊たちが使っていた道具の中から、使えそうな物を纏めて貰っている。

 山賊にしては数が少ないと思ったが、謎の声曰くここはあくまで本拠地までの中継地点のようなものであるとのこと。つまりここに長居すればまたぞろ連中の仲間に出くわす可能性がある。

 同数程度なら瞬殺出来るのだろうが、これが五倍だ十倍だとなると何とも言えない。まだ自分が持たされた力を全て把握出来ていない以上、ある程度慎重に事を運ぶべきだろう。


 つまりまずすべきことは、自分の力を知ることにある。


「さて、これくらい離れれば小声なら聞こえないだろう」


 シャロンはこちらの役に立とうとあくせく働いている。いまはこっちに意識を割いていないようだし、ある程度距離も取ったから問題ないだろう。

 それでもなるべく小声にして――どうやらこの謎の声、心の中で問いかけるだけでは反応しないようで、直接言葉を発さないと効果がないらしいことがわかった――核心へ触れる。


「俺が転生によって持たされた力とはなんだ。細かく説明する必要はない。大まかな括りとして、端的に説明しろ」


『まず魔法に関しては、この世界に現存する全属性の全魔法を扱うことが可能』


 全ての魔法が使える。なるほど、それは確かに凄いのだろうが、正直ピンと来ない。あるいはこの世界に存在する魔法使いの大半は全ての魔法が使えるかもしれないのだから。


 気になるが質問は後にする。この謎の声、質問の途中で別の質問をしてしまうと、最初の質問が中断されてしまい、改めてもう一度同じ質問をしないと答えが返ってこないのだ。


『更に複数の異能力を所持する。この『真理直結』もその異能の一つである』


 異能力。またよくわからない言葉が出てきた。だがどうやらこの謎の声も俺が持つ異能力とやらの一つであり、名を『真理直結』というらしい。全ての答えが即座に返ってくることを考えれば、なるほど言い得て妙だった。ちょっと言いにくいが。


 ここで声が止まったので、俺が持っている力はこれで終わりらしい。つまり全ての魔法といくつかの異能力とやら。それが俺の手持ちカードになるわけだ。

 なら次の質問は決まっている。


「俺が持っている異能力とは? 総数と、『真理直結』以外の全てを説明しろ」


『ユウヤ・カイザキが所持する異能力は全てで七つ。まず一つ目が『詠唱破棄』。本来世界に干渉する魔法の構築に必要な詠唱を、全て破棄することが出来る』


 これまでいくつかの魔法を使ったが、本来それらには詠唱とやらが必要だったらしい。全ての魔法が扱えるのであれば、この異能力はそのまま俺の力に直結するものだと言える。


『二つ目が『魔力無限』。魔法を扱う際に消費される魔力が無限に湧き出てくる。魔力自体は消費されているが即座に補填されるため、事実上魔力切れはあり得ない』


 魔法によって消費される何らかのエネルギーについて後で確認しておこうと思っていたのだが、図らずも答えがもたらされた。

 戦いにおいて補給は極めて大事だ。いくら兵士がいて武器が充実していても、弾がなければ戦うことなど出来ない。

 魔法を扱う俺の場合は、その魔法の対価に関する知識は必要不可欠であったが、こんな能力があるのなら無駄撃ちや節約を気にする心配もなさそうだ。


『三つ目が『広域掌握』。自身を中心とした一定距離に存在する生物の行動や状況を瞬間的に掌握する異能力。効果範囲と対象生物の指定も可能。ただし掌握する対象の数があまりに多いと頭痛を伴い、過剰であれば意識喪失の危険性あり』


 これは戦いにしろそうでないにしろ使い勝手の良い能力だと言える。

 戦いにおいては、もし集団戦などが起きた場合にこれほど指揮官として便利な能力もないだろう。それを除いても偵察には重宝するに違いない。

 問題はある程度以上の数を掌握すると頭痛が起きるという点だが……まぁここは実際に使ってみてどうか、だな。


『四つ目が『才能開花』。他者が持つ才能を強制的に開花させ、その限界まで引き出す異能。自身に向けても効果はない』


 これはまた、これまでとは随分と色合いの違う能力だ。

 要するに新兵を一瞬で熟練の兵士に仕立てることが出来る、ということだろうか。軍人時代に是非とも欲しかった能力だ。


『五つ目が『才能増幅』。『才能開花』で開花させた才能を、本来の限界値以上に引き出す異能。引き出された対象は引き換えに寿命を縮める。効果は対象者によって大きく変わる』


 寿命と引き換えに本来その人物が到達し得ない高みにまで昇らせる能力、か。戦力増強としてはとんでもない能力なのだろうが、そのレートはなかなかハードルが高い。

 だがどうしても力が欲しいと誰かが望み、そのデメリットまでも受け入れるのなら、選択肢の一つとして有りだろう。


『六つ目が『異能略奪』。殺めた相手が異能力を所持していた場合、かつ自身が同種の異能を所持していなかった場合に、その異能力を自らのものとする異能』


 ……いままでの異能力もなかなかに優秀だと思っていたが、これはその中でも最たるものじゃなかろうか。

 世界にどれだけの種類の異能力があるかわからないが、自分の手持ちだけ見ても多岐に渡るし、一つ一つが強力だ。それを条件はあれど追加していける、というのは凶悪と言っても過言じゃないだろう。


「そして『真理直結』を含めて七つの異能力、か。異能力は俺以外にも持っている者はいるのか?」


『おおよそ千人に一人程度の割合で存在する。ただし二つ以上の異能力を併せ持つ人間は現段階においては存在しない』


 異能力自体は存在するが複数持っている者はいない。対して俺の手持ちは七つ。これだけでも十分に大きなアドバンテージだと言える。

 ついでに魔法についても聞いておこう。

 

「じゃあ魔法使いというのはどれくらいいるんだ? 全ての魔法が使える者は?」


『魔法使い自体は割合的に二十人に一人程度であるが、全ての魔法が使える魔法使いは現段階においては存在しない。そもそも全属性を扱える者すら皆無』


 どうやら魔法に関しても頭一つ飛び抜けているらしい。これは今後活動するにあたって朗報だ。

 いまの問答でいくつか気になる点もあったが、詳細を確認するのはまた後でも構わない。ひとまず俺という人間が、この世界の標準スペックを大きく上回ることがわかっただけで良しとしよう。


 とはいえ、個としての能力がかなり高いといっても大軍を相手に単独で戦えるほど圧倒的なものではなさそうだ。

 シャロンに味方すると言った以上、彼女たちを奴隷にしたという貴族と相対することはまず間違いない。この貴族というものが俺の世界のそれと違いがないのであれば、お抱えの騎士や軍を持っている可能性は高い。となるとやはり味方、それも戦力になる人間は欲しいところではある。


 かと言って、誰かに戦いを強要するつもりはない。それで嫌な思いをしたのが昔の自分だ。

 もし戦うのであれば、それは自分で戦うと決意した者だけ。そうであるべきだろう。


「ユウヤ様、荷物の纏めが終わりました」


「ん? あぁ、ありがとう」


 とてとてと近付いてくるシャロンの姿はさながら犬のようだ。ふわふわにウェーブしている腰まで届く長い金髪も、もこもこの毛皮のようなイメージを強めている。

 思わずわしわしと撫で回したくなる髪だが、もちろんそんなことはしない。いつか可能ならしてみたい、とは思うが。


「ところで様付けはいらないと言ったはずだが」


「命の恩人というだけでなく、これからも力添えいただく方にそんな無礼は出来ません。どうぞご容赦ください」


 既にこのやり取りも数度目。一度決めたことは曲げないタイプであるらしく、一顧だにされない。まぁそうまで言われてしまえば正すのも野暮なのだろうと諦める。


「なら出発するか。シャロンは馬には乗れるのか?」


「あ、はい。農作物を街まで売りに行くこともあったので」


「そうか。俺はあまり馬に乗ったことがない。道すがら慣れるように努力するつもりだが、何かあればいろいろと教えて欲しい」


「はい、是非!」


 科学全盛の時代を生きた俺にとって、馬に乗る機会など一度もなかった。正直乗れるかどうかも微妙だが、この世界での主流交通手段だとも聞いたので、知り合いが皆無のいまのうちに慣れた方が無難だろう。

 いまなら失敗しても笑う相手はシャロンしかいないのだから。


 と、先程まで力こぶを見せる(もちろん平坦なものだったが)ポーズまでしていたシャロンの表情が力ないものに変わる。


「……本当はもっと、私にも出来ることがあれば良かったんですが」


「……出来ること、ね。例えば?」


「私にユウヤ様と同じくらい……いえ、その十分の一程度にでも戦う力があれば、これからも役に立てます。ううん、それどころか村が襲われて皆で奴隷にされることもなかったのに……」


 拳を握りしめるシャロンの表情は悔恨に染まっている。ただ村が蹂躙される様を見ているしか出来なかった自分の無力さを痛感しているのだろう。

 以前の俺なら、彼女に掛ける言葉はなかった。だがいま俺にはそんな彼女に差し出せる力がある。


「……もしもいまから戦う力を手に入れることが出来る、と言ったらどうする?」


「え……?」


 どういうことか、という類の視線に、敢えて俺は何も答えない。

 ここは理屈など抜きで、彼女の真っ直ぐな答えが聞きたいから。

 

 シャロンは一度考えるように俯き、しかしすぐに顔を上げる。そこには決意のこもった、力強い意志が見て取れた。


「欲しいです。私にも……ただされるがままにならない、暴力を跳ね除け、邪悪を打破する、そんな強い力が!」


「そうか。なら俺が君に抗うだけの力を与えよう。シャロン、君はどれほどの力を望む? 代償なしに相応の力を望むか、代償を支払ってでも大きな力を求めるか」


「代償を支払ってでも、大きな力を」


「即決だな。……代償の中身についてまだ説明していないが?」


「何であっても構いません。もう二度と、父や母や、兄弟たちがあんな目に合わないようになるなら、私は私の如何なるものも捧げます」


 何という潔さ。家族のためであれば自らを投げ打つことさえも厭わない。これほどの高潔な魂を持った少女が蹂躙される世界など間違っている。

 彼女は自ら選んだのだ。誰に強要されたわけではなく、自らの意志で、身近な者たちを守れるだけの力を欲した。


 ならば躊躇など必要ない。俺は俺が持つ力の全てで、シャロンという少女の味方であろう。

 それが俺の選択だ。


 彼女の額に触れる。そうすべきだと理屈ではなく理解した。

 俺の持つ異能力の二つ。『才能開花』と『才能増幅』。その二つをもって、力ない村娘であるシャロンを、災厄から家族を守れるだけの戦士シャロンへと押し上げる。


 シャロンの中に、その魂にある、彼女の才能。未だ蕾にすらなっていない、種でしかないそれを知覚する。

 

 ――育て。


 ピクリ、と種が動く。すると爆発的に根を伸ばし、茎を伸ばし、それは小さくも輝かしい赤色の花を咲かせた。

 だが、まだだ。これで終わりじゃない。これで終わりにはさせない。


 ――育て。もっと強く、逞しく、彼女の在り方を支えられるほどに、大きく!


 すると根が更に大きく、広範囲へ伸びていき、茎だった部分が巨木の幹へと変化していく。更に一輪だけだった花が複数に、そして爆発的に広がって……。


「綺麗だ」


 彼女の魂に、燦爛と輝く、満開の赤い花を宿す大樹が誕生した。




 シャロンという少女はこの瞬間、世界でも有数の存在に躍り出た。

 その名が世界に知れ渡るのは、もう少し先の話だが。


主人公の能力説明。あまりくどくならないように。

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