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軍隊は美味しいです。 経験値の塊でした。

軍との戦闘終了。

次の話は、この軍隊が逃げ帰っての報告シーンになる予定。

人族ダークエルフとのクォーター ラスコーニコフ 1歳

異名:人の形をとりし死神

レベル79 修行僧 なし

体力   4458(4458)

魔力   7899(7898)

素早さ  1013

器用さ  969

賢さ   1528

魔法・魔術:

適合率(高)

無属性(99%)、闇属性魔法(99%)

適合率(中)

地属性(59%)、水属性(59%)、火属性(59%)、風属性(59%)

適合率(低)

聖属性(47%)、光属性(40%)

武器・防具:

適合率(高)

なし

適合率(無)

なし

ギフト:

恐れを克服する、己を超える、仲間を呼ぶ


さて、以上が今の俺のステータスである。

ついに魔力と体力以外にも4桁突入しちゃってますです、ハイ。

もう、神の域に入る生物(?)しか今の俺に敵うものはいないんじゃないかな?

手当たりしだいに鑑定魔法かけてますが、ろくなステータス持ってる奴がいないぞ。

なにその2桁ステータスのオンパレードは?

俺、司祭様、神殿長様の3人、姿が見えたと言うことで様々な属性魔法が飛んできた……

が、全て打ち消してやる。

ざっと見たところ、100人いるかいないかの小規模の軍隊だな、こりゃ。

まあ、いくらなんでも、俺が人外レベルになってることは枢機卿会議の連中も知らされてはいないだろうから、まずは様子見で保険として中隊規模の軍を送ってきたということか。


「司祭様、神殿長様は危険ですから避難して下さい」


俺が言うと、


「何を言い出すんですか、ラス。ここからは神殿長様も言われた通り、我ら3人は一蓮托生。神の軍とも、共に戦いますよ」


と、司祭様。

神殿長様も、


「その通りですよ、ラス。これ以降は、私達3人の肩に神聖教会の浮沈がかかっていると思わないと。ということで、我々も手を貸しますね」


俺が打ち消し漏らした属性魔法を司祭様や神殿長様が反属性の魔法を放ち、無効化していく。

俺のように魔力そのものを無効化するというのは高等技術で、通常は火には水、地には風という相克で打ち消すらしい。

さて相手が疲れて魔力が少なくなってきたところで俺は、どうするか2人の意見を聞いてみる。


「どうしますか?今まではできるだけ殺さずに強制的にでも性根を叩きなおしてきましたが。彼らは軍隊です、今までとは違いますよ」


「ふむ、できるだけ殺さない方向では行きたいですね。彼らは間違った主の命令を聞いているだけですから」


「そうですね。ここは神殿長の私の顔を立てるということで、面倒ですが圧倒的な恐怖だけ植え付けて下さい。でもって、人を害するのは神の教えに反することだと心に刻んでやることにしましょう。そして、逃げ帰って枢機卿会議にありのまま報告させるとしましょうか」


「え?そんなことして大丈夫ですか?枢機卿会議の連中、逃げてしまいませんかね?」


俺が聞くと司祭様は首を降って、ちょっと哀しそうに、


「それはね、出来ないんです。枢機卿会議というものが神聖教会の中枢に、あまりにがっちり食い込んでいるものですから、そこから逃げる事は全ての権力と利権を投げ出すことと同じです。命よりも権力と金が大事な彼らに、逃げるという選択肢は取れませんよ」


はあ、そんなものですか。

自分の命より権力と金が大事なんですか……

理解不能ですな。

さて、と。

俺はいつものように笑みを浮かべながら、神の軍に歩いて近寄っていく。

もう、魔法を放ってくるものも少ない。

いつものように少ない魔力を吸収するような戦術もとらず俺は敵の前に立つ。

気力と体力を振り絞って槍や剣を振るってくる奴らがいるが俺はあえて槍と剣を受け止め、叩き折る。

今の俺の力は生前の世界で言う重機クラスだ。

クレーンやショベルカー相手に槍や剣で立ち向かっても敵うわけがない。

足でも手でも引っ掴んで空へ飛ばしてやる。

10人、20人、30人……5m近く飛び上がって、受け身も取れない状態で叩きつけられたらどうなるか?

骨折は通常。

下手すりゃ死にますが、俺は死なせる程は傷めつけない。

30分ほど後には俺達3人以外に立っているものはいなくなった。

あたりに聞こえるのは、うめき声のみ。

100名の軍人たちを一箇所に集め、催眠術込みの闇魔法で俺達に対する反抗心を一気にへし折ってやる。

そして、このまま枢機卿会議の命令を聞いて民をいたぶるような事をすれば、この俺「人の形を取りし死神」が、いつどこにいてもお前の前に現れて、すぐにでも魂を地獄へ引き連れて行く!

という強制暗示を刻みつけてやる。

今回、記憶を消さず、このまま中央へ逃げ去るままに見送ることにする。

まあ、いつもの通り、街と神殿のリサーチと浄化はやったがね(ここも腐ってた施政者と神殿関係者ばかりだった)

でもって、今回は軍相手だったからか……

鑑定魔法、どん。


人族ダークエルフとのクォーター ラスコーニコフ 1歳

異名:人の形をとりし死神

レベル88 修行僧 なし

体力   4975(4458)

魔力   8799(7800)

素早さ  1193

器用さ  1003

賢さ   1628

魔法・魔術:

適合率(高)

無属性(99%)、闇属性魔法(99%)

適合率(中)

地属性(59%)、水属性(59%)、火属性(59%)、風属性(59%)

適合率(低)

聖属性(47%)、光属性(40%)

武器・防具:

適合率(高)

なし

適合率(無)

なし

ギフト:

恐れを克服する、己を超える、仲間を呼ぶ


うわお!

全て4桁突入!

どこまで行くんだろうね、俺のステータス……



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