器用さが、なかなかカンストしません。 乳児ではダメなんでしょうか?
主人公が、贅沢言ってます。
もうすぐ、器用さ以外はカンスト寸前なのに、何を言い出すのやら。
んでもって、無属性魔法・魔術が、こんなに汎用性持つとは。
書いてる作者もビックリです(次々とアイデアが湧いてくる)
さすが基本中の基本魔法・魔術だ。
では、主人公のワガママ回、どうぞ。
今日も今日とて、器用さと賢さ、無属性魔法・魔術の熟練度を上げるために修行である。
早朝から魔力加工のバリエーションを増やせないかと苦心惨憺。
その甲斐あって、魔力トランポリンと、魔力足場の作成に成功する。
魔力トランポリンを使うと某ス○パ○戦隊ごっこが可能となることがわかった。
いや冗談です。
本当は見えないトランポリンで数メートルのジャンプが可能となりました。
司祭様の目の前で実演したら、あきれ果てた目で見てた。
いいじゃんか、子供はス○パ○戦隊物の真似をしてみたいんだよ(実力が伴わないス○パ○戦隊ごっこは危険ですから絶対にやめましょうね←うるさいよ、子供の夢を壊さないでくれ)
魔力足場ってのは空中に見えないブロックを設定して、あたかも空中浮遊しているように見えるようになるってことだ。
これは戦いでは絶対に有利となる。
ほんの5m空中に上るだけで物理的攻撃の大半は届かなくなるからね。
礫や魔法、弓矢は別として剣や槍は、投げない限り届きはしない。
あと、この2つの加工技術から魔力投網を完成させる。
いわゆる、ス○イ○ー○ン、蜘○男の世界だ。
見えない網に捕らわれたら驚くよ、これ。
で、これでかなりの熟練度になったようで、魔力そのものの減りが少ない事に気がついた。
そうか、熟練度や器用さがアップすると、魔法や魔術の魔力消費そのものにも変動があるわけだ。
賢さも要素の一つではあるのだろうが、カンスト寸前のため、気にしないことにした。
ちなみに、ちょいとばかし、今までのカンストした体力と素早さをチェックしようと本気で力を込めたり走ったりしたら。
「ちょっと、ラス!やめて下さい。いくら強化魔法で壊れにくいとは言っても、君の力いっぱいの攻撃なんて、この建物自体が保ちませんからね。あと、最大速度で走ったら、見えませんし、土埃と穴ボコが増えるばかりです」
と、感想(中止命令?)を言われた。
ちなみに、今日の終了時点での鑑定魔法結果
人族 ラスコーニコフ 1歳
レベル1 なし なし
体力 99(89)
魔力 99(90)
素早さ 99
器用さ 78
賢さ 96
魔法・魔術:
適合率(高)
無属性(90%)
適合率(中)
なし
適合率(低)
なし
武器・防具:
適合率(高)
なし
適合率(無)
なし
ギフト:
恐れを克服する、己を超える、仲間を呼ぶ
賢さは、ほとんどカンスト寸前、熟練度もカンスト目前。
器用さは伸びてるけれども、カンストには遠いなあ。
って呟いてたら、司祭様が一言。
「なーにを言ってるのやら。一歳半でレベル1なのに、なんでこんな数値なのか私には君の存在自体が理解不能に近いです。器用さがカンストできない?私の数値よりも圧倒的に高いのに、贅沢言うんじゃありませんよ」
はい、すいませんでした。
前世の癖みたいなもんで、数値がMAXでないと気がすまないんです、ハイ。