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隻眼の竜  作者: 白木
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最終章

「戻って来るさ・・必ず・・」


 信じる若い夫婦は今日も空を見上げる。青く澄んだ空の一角から、何事も無かったようにきっと隻竜号は戻って来ると信じている。


 競翔の明と暗・・何を持って表現すれば良いのであろうか、順位を賞賛すればその鳩が語れると言うのか・・隻竜号は精一杯、色んな競翔家達の手によって、表舞台に登場し、必死に生きて来た。生を燃焼して来た。愛情で包まれながら、過ごして来た5年間。隻竜号は不幸であっただろうか、人間不信の中で、己を見失ったままであっただろうか・・確かに大きな痕跡を残して、GCHパイロン3世号の銘血を受け継ぎ、勝るとも劣らない成績を残して来たのだ。


 きっと平然とした姿で、戻って来るだろう・・空を見上げる若夫婦の下に・・・

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