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隻眼の竜  作者: 白木
93/938

治療

 和やかな雰囲気の東神原連合会。しかし、それぞれの競翔家達の心に秘めたる熱意も、ひしひしと矢内は感じていた。

 この400キロ・・・一部「*白い雲=隻眼の竜は第二部として執筆中」でも何度も説明をしているが、難コースである。200キロレースの夕刻に戻った3羽を、この400キロレースに参加させる。ベテラン競翔家達のその助言の意味するものは何だろうか。しかし、その選択はやはり正しかった・・。

 AM6:00に放鳩された鳩群は、途中濃霧と言う悪条件の中で、大幅に分速を落とし、午後2時前後からポツポツと帰還していた。その中にあって矢内の鳩は、1時半、2時過ぎ、2時半に戻って来た。だが非常に疲れている様子だった。

 3時半に小谷より電話が入った。


「どうだ?」


 この時点で参加3羽が戻っていた矢内は、その事を告げると、


「うん、立派だね、それは」


 小谷は安心したように電話を切った。順位等この時点では全く分からなかった。

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