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隻眼の竜  作者: 白木
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明日はやって来る

 磯川が絶句していた。他全員もであった。


「飛翔する事と、視力との関係においては、確かに不利はあるかと存じ上げますが、全く暗闇の中に於いても、競翔鳩は鳩舎までのある範囲内まで飛び帰る事が出来る、と言う実験結果も御座います。ある程度、鳩達にとっては眼の前の障害であるとか、外敵から身を守れる視力があれば、超抜的な視力は、競翔鳩にとって必要では無いと言う事です。ですので、この3羽が競翔鳩として、既に駄目だと言う前提ではお話させて頂いてませんので、ご理解下さい」

「先生・・来年の隻竜号GNレースについては・・」


 矢内が言うと、佐川も


「私もお聞きしたい。黒竜号はその為に今年を諦めたんです」


 香月は頷いた。そして・・


「知らないより、知る事によって、矢内さん、佐川さん、貴方達のスタンスが生まれるでしょう?私が言いたかったのはそう言う事なんです」


 再び、磯川が嘆息する。

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