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隻眼の竜  作者: 白木
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序章・・

 矢内が頭を下げると、


「おう・・その事なんだがな、丁度資材部に欠員が出来て、野田君の所が手薄と言うんだな、それで君に行って貰う事にしたよ。今日から頼むわ」

「え・・はい・・」


 資材部と言えば、社内でもハードな部署で有名。つまり、もう管理部での自分の席は無いので、配置転換と言う形が決まっているようだ。会社とはこのようなものだ。1ヶ月も穴が出て、そのまま後任も無い筈が無い。会社機能を止める訳には行かないからだ。転属は社命。従う他に無い。しかし、病み上がりで、出社した人間をいきなり、ハードな部署へ転属とは、情け容赦の無い会社だ。つまり、リストラされたのと同様だった。

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