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隻眼の竜  作者: 白木
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明日はやって来る

 金石がそう問うた。全員が注目する。即座に香月も答えた。


「GNレース向きと見ます。郡上9071号にとって、日本は狭すぎるかも知れません。その土台は2000キロ、3000キロを翔破するスケールの大きな鳩だと思います。郡上系30有余年の改良が実を結んだ鳩と感じます」


 おおっ・・香月のそれ以上に無い賞賛の言葉に、メンバーが声を上げる。

 その間に香月に3羽の鳩が回って来た時だった、金石が


「では・・折角の機会です。香月博士、その鳩達をどう見られますか?」


 その言葉に川上氏の顔が厳しくなった。


「金石君、この場は君の商売の為にあるんじゃ無いよ。君がその鳩達を競翔させようと言うのなら結構だ。アドバイスもあるだろう。しかし、君が売買目的の為に、一男君に鑑定をと言うのは筋違いだろう」

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