表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隻眼の竜  作者: 白木
86/938

治療

「健ちゃん、良く頑張ったよな。でもね、競翔ってのは、そんなに甘いもんじゃないからね。そうそう、入賞なんて出来るもんじゃないって事は承知しとけよ、ははは」

「はは。小谷さん、競翔を始めて第一回の新人に、それは厳しい言葉ですよ」


 周囲も笑った。矢内が早くも、東神原連合会で名が知れ渡った。頭角を現すのは、すぐの事だ・・。

 矢内は東神原連合会の一員として、改めて参加出来た喜びを噛み締めて居た。

 そして次週の200キロレース。矢内は、早くも注目されていた。

 しかし、この200キロレースは悪天候と重なったが、決行。ここでも恐るべき快分速で戻った鳩が居た。芳川鳩舎のあの鳩である。100キロ、200キロと参加羽数が多い中で、しかも、強豪鳩舎を押えての2連勝は、久しく聞かない快挙だった。ここでも小谷が2位、6位の入賞をしている。矢内は残念ながら、今回は30位以内にも入賞する事は出来なかった。川上氏、佐野は当然の如くに10位内入賞を続けている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ