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隻眼の竜  作者: 白木
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次代を担うべき若手

「参加はしない・・って言うより出来ないよ。君達と同じさ。でもさ、全レース俺達は参加しなくても良いよな。選択肢が沢山あるからこそ、色々自分なりに考えて競翔も出来るメリットもある。これが、地方のレースだと、もっともっと運営は厳しいよ。俺達はレースを選べるんだから、感謝しなくちゃね。何事もプラス思考だよ」


 矢内の言葉に、その場の者は納得していた。矢内は支部長として、中堅幹部会員として役目を充分に担っていた。

 この所、すっかり牙を抜かれたように大人しい金石が側に居たが、この会話に加わる事は無かった。

 節目の年・・そして節目を象徴するようなレースであった。


「やられた!総合優勝は西部連合会の南さんの所だ」

「確か・・デルバール系ですよね、南さんの所」

「昨春も24位に入賞している鳩だそうだ」


 連合会はダービーの結果を受けて会話が弾んでいた。このレース連合会優勝は小谷ビス号。総合10位内は逸したが、それでも総合19位のすばらしい成績で、連合会ではぶっちぎりの優勝だった。

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