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隻眼の竜  作者: 白木
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次代を担うべき若手

 愉快そうに2人は笑う。幸子もその2人の様子に、何故主人が2人を尊敬し、鳩競翔に夢中になっているのか分かる気がした。川上氏の温和な優しい瞳、は全てを包み込み、温かい気持ちにさせてくれる。川上氏は大希も抱き上げ、


「大希君も、昇星もこれから同じ幼稚園に通い、学校へも行くようになるんですね。良く一緒に遊んで貰っているし、幸子さん、これからもよろしくお願いします」

「はい!こちらこそです」


 川上氏は、全ての人をまるで抱擁するような大きな温かい人だ。夫が言うまでも無く、競翔界に無くてはならない人だと幸子も感じた。

 しかし、この見合い、クンはリリィに興味を示したが、リリィはクンをまるで子供扱いして相手にしなかった。少し落胆した様子の相談役に、矢内が、


「相談役、一度の見合いでは結果は出ません。今度は相談役が時間がある時に、何時でも私の家にリリィを連れて来て下さい。両親も居ますし、家内も居ますから、何時でも」

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