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隻眼の竜  作者: 白木
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次代を担うべき若手

 磯川が、更に言葉を付け足した。


「その席に日下さんが、来られれば、松岡さんは立候補を取り下げるかも知れません。あの方は負け戦をしない方です。」

「分かりました。それでは幹部会に2人が諮ります。有難う御座いました」


 2人が礼をすると、磯川は少し憂えた表情になって、


「最近・・病院経営に携わるようになって、こんな悪知恵ばかり働くようになりました。恥ずかしい限りです」


 矢内が言う。


「何を言われます。若先生は第一に川上さんのお気持ち、面子を優先して下さった。若先生ならではのアイデアですよ。若先生・・隻竜号は順調な春を迎えていますよ」


 そこから、小谷の短距離系としてのシフト、隻竜号の今春の競翔について話が弾んだ。そして、この提案は即座に幹部会で了承されるに至り、川上氏も納得した。

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