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隻眼の竜  作者: 白木
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次代を担うべき若手

「丁度来月ですが、老人ケアセンターの落成記念パーティーがあります。市の多額の補助を頂き、老人ケアセンターに併設する形で、記念館が出来ました。そこに200人規模を収容出来るホールがあります。こう言う案件はいかがですか?実は、老人ケアセンターには、先頃S工大を退官された掛川名誉教授が就任されます。院長と言っても実際名ばかりで、実務的にさほどの仕事がある訳では無いですが、公共とはこう言う権威を立てる事で面目を保つ所がありますからね。でも、掛川教授は、素晴らしい人だと私は思っていますし、尊敬もしています。そこで、競翔関係の方を招待して講演を催したらいかがでしょうか。日下前理事長もお呼びしたら良い。郡上さんが嘆いて居られるようですが、それこそ、川上さんの確固とした、理事長立候補の意思となるでしょう。これなら、川上さんのその崇高なお人柄や面子を傷つける事もありませんし、招待される側も拒否する理由も無いでしょう。ここへ香月君が居れば、私がお願いする所です」

「・・流石、若先生」


 矢内が唸った。小谷も同感した。


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