表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隻眼の竜  作者: 白木
67/938

治療

 そして、週が明けた部課長会議の席上、次々と各部が方針と現状を発表する中、野田が部長補佐に昇進、必然的に矢内も課長補佐に昇進となった、時期的に異例の人事となった。

 その噂は、当然女子社員達にも広がっていた。


「ねえ、矢内って、係長になってすぐ、課長補佐よ。それも格から言えば、課長待遇だから、同期の2人を追い越しちゃった。僅か1、2ヶ月の事よね」


 そうなると気になるのが、町田との交際。


「ねえ、町田さん、旨く行ってる?」


 してやられたと言うやっかみ半分で、女子社員が聞くと、


「別れたわ、矢内さんとは」

「えっ!何で!」


 予想外の答えに、女子社員が驚く。


「お互いの人生観が違うって事。それに私では到底適わないライバルが居るから」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ