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隻眼の竜  作者: 白木
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治療

 町田は、遥かに矢内から見て年こそかなり下ではあるが、大人の女性であった。


「あ・・その夫と今朝会って来た。・・この前のバーベキューパーティでも」

「なら・・分かるでしょ?矢内さんだって」

「うん。分かってるさ。俺なんかよりずっと年下だし、君達と同年齢だって思えない位の凄い人物で、香織さんの心を射止めたのだって、二人がお似合いなのだって分かってる。だから、俺的に夫婦って信頼関係かなって思うんだ。日下部夫妻を見てたら、特にね」

「それが、矢内さんの理想論ね、結婚に対する・・分かったわ。理解は出来るけど、やっぱり根本的に矢内さんとは合わない見たい。悪いけど、私には、私の理想論があり、結婚観を持ってる。これでお付き合い、終わりにしましょ」


 一方的な、付き合いの解消だった。しかし、この強い女性に見える町田の本質を矢内は真に理解して居なかった。それが、一番の障害であった・・。

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