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隻眼の竜  作者: 白木
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治療

「先日は色々有難う御座いました。バーベキューの企画、日下部さんがやられたんですってね」

「はは。そう言うの好きなんですよ。特に香月君が帰国する時には必ずやるようにしています。何しろ香月君は超多忙ですから、競翔家の皆さんと顔を合わせる機会が無いと寂しいでしょうからね」


 本当に家族以上の付き合いをされているんだな・・矢内は思った。


「あれ・・そのバスケットの鳩どうされたんです?」


 日下部が気づいて矢内に訊ねた。


「あ・・これ、例の隻眼の・・香月さんにご無理を言ってS工大で治療をして貰ったんです」

「治療に・・?眼が治るって事ですか?」


 先日の晩に早く帰った日下部には、その内容は分からない。


「あ、いえ。左眼が悪いせいで、飛翔の際に左傾斜で飛ぶので、筋肉が順調な発達をしないので、左右の視力バランスを取る為の治療なんです」

「ほう・・思いもよらぬ発想だなあ・・」


 日下部氏が感心した。

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