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隻眼の竜  作者: 白木
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序章・・

 その日から矢内の悪戦苦闘が始まる。全く動物等を飼った事の無い男が、いきなり鳩を飼うと言うのだ。しかし、どうにか2日がかりで、粗末な鳩舎が完成。どこか近所で鳩を飼っている所があれば、参考にさせて貰おうと、車でドライブ。すると「銀星」と言う仕出屋の看板が眼に入る。その裏庭に鳩舎らしいものが見えたので、恐る恐る覗いて見ると、仕出屋の奥では丁度一服しているのか、数人が座って茶を飲んでいる様子。


「あのう・・」


 矢内が入って行くと、短髪の青年が立ち上がる。


「いらっしゃい、ご注文ですか?」

「あ・・いえ、実はここに立派な鳩小屋が見えたので、見せて頂こうかと。あの、お忙しい所でしたら、申し訳ありません」

「あ!競翔家の方ですか?今休憩中ですから構いませんよ、どうぞ、どうぞ」

「あの、私2日前から鳩を飼い始めた所で、全くの素人。実は磯川病院の若先生に鳩を頂き・・」


 言うが前にその若者は反応した。

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