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隻眼の竜  作者: 白木
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沸き起こる激情

 矢内には無関係と思える話ではあるが、村岡の身振り、手振りを交えての話には人を惹きつけるものが感じられた。


「そうです、現在は閉山しています。鉱石が埋蔵されているにも関わらずです」

「?と、言うのは・・?」

「まあ、聞いて下さい。こちらの資料ですが・・・このように、山の頂上から掘り進め、すり鉢状の中心を目指すように、段々と堀り下がって来て、東西方向250メートル、南西方向350メートルの広大な平地になった現在・・」


 村岡の顔が変わった。厳しい顔になっていた。

 磯川が聞いた。


「その状況になって鉱脈はある。採算ベースにも合う。なのに、閉鎖せねばならなかった理由とは・・磁気に関係がありますか?」


 え・?と言う顔で矢内は磯川を見る。

 村岡が少し頷いた。

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