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隻眼の竜  作者: 白木
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序章・・

「おう・・何か凄い威厳のある鳩のように見えますね」

「ははは。素人の矢内さんにもそう見えますか。この親鳩はGCHと言う競翔界の横綱の地位になった鳩です。パイロン3世号と言う銘血中の銘血。雌親が神経質な鳩ですけど、その鳩も優秀な鳩です。血統的には、申し分有りません」

「うわ・・私は、大胆な事を言ってしまった訳だ」

「いえ、いえ、どうせ種鳩になるしか無かった鳩ですし、他にも兄弟鳩は拓さん居ますから」


 こうして、仔鳩は矢内に貰われる事となった。

 次週になって、矢内が退院の日を迎えた。矢内の手には、真新しい放鳩籠に入れられた、未だ産毛の生えたピーピーと鳴く雛。そして鳩に関する3冊の本が。飼料も余分に貰っていた。矢内が磯川に礼を言い、嬉々として退院して行った。

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