表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隻眼の竜  作者: 白木
47/938

矢内健二と言う男

 この関係は、非常に堅牢で川上親派と呼ばれる師弟の間柄であった。東神原連合会の現在の会員数は326名。日本でも有数の大連合会になっている。しかし、昨今の住宅事情の中、抱える問題も大きい。この新川上鳩舎はその1つで、既に川上氏自身が、様々な事を模索中であった。

 矢内は今、来春から参加出来る仔鳩の作出に懸命になっている。

 例の仔鳩であるが、磯川から譲り受けてからすくすくと成長し、ヤンセン系第一腹と今、大空を飛んでいるが、その飛翔には、やはり大きなハンディを感じさせた。飛翔スピード、高度において、顕著な違いが見えている。


「・・やはり駄目なのか・・」


 矢内は思った。その矢内に朗報が入る。1年振りに香月一男が戻って来るようだ。3ヶ月位は又日本で過ごすと言う話であった。


「それは楽しみ!」


 天才競翔家と言われる人物が戻って来る。あの香織さんのご主人・・矢内の胸は高まった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ