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隻眼の竜  作者: 白木
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矢内健二と言う男

 言わずと知れた小谷は、強豪中の強豪である。彼と今日は連れ立って、新川上鳩舎へお邪魔していた。新川上鳩舎は10坪もある大選手鳩鳩舎と、同じく10坪ある種鳩鳩舎を建造中で、広大な土地に大規模な工事を行っている。


「やあ!」


 川上氏が2人の姿を見てにこにこしている。この所、ちょくちょくお邪魔してるので工事の進み具合も良く分かる。


「大分進んだだろう、工事も」


 小谷氏が答える。


「ええ。しかし、選手鳩鳩舎の大きさと言ったら、この近辺では、郡上鳩舎を抜いて最大級ですよね」

「そうだろうね・・こうして建てて見ると大きいよね。併設していた先の選手鳩鳩舎の仕切りを無くしたら余計にね」

「今秋は何羽スタートですか?」


 小谷が問う。


「若鳩ばかりだからね。今年の秋は少ないよ。工事も最中だし、充分な訓練も出来てないからね、50羽位だろう。但し2次鳩には、かなり仔を引くから、春は150羽プラス旧選手鳩の50羽と合わせて200羽近いかな」

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