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隻眼の竜  作者: 白木
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矢内健二と言う男

「・・・と言う訳で。矢内さん、凄い鳩を手に入れましたね。日下部さんが選び出した6羽の内、この4羽には、アンドリュー号と言う超銘鳩が祖父、曾祖父の代に居ますし、それぞれ、ファンブリアーナ、シオン系、アンダーソン系の異血も交配されています。これから交配する番としては、誠に好都合ですね。この組み合わせだけでも何種類も出来ますよ。おまけに若い鳩だし」


 佐野の絶賛に矢内も気を良くし、飼育にも熱が入って行く。

 一方、矢内の社内での目は随分と変化していた。


「ねえ、矢内さん。帰りに皆と食事でもしない?」


 山野可奈美と言う、小柄な女子従業員が矢内に声を掛けた。


「あ・・御免。今晩これから行く所があるんだ。又、今度ね」


 珍しく、矢内が誘いを断った事で、その夜の居酒屋での女子従業員達の会話・・

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