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隻眼の竜  作者: 白木
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一目惚れ

 矢内の恋心は一瞬にして砕けた。しかし、香織程の美人であれば、どこに居ても目立つ。矢内で無くても、男として見とれるのは当然だろう。

 然しながら、人妻であろうと、無かろうと、人が人を好きになるのは理屈では無い。矢内が香織に好意を寄せたのは、適わぬ恋であろうが、だからと言って想いを消滅させる事は容易では無いのだ。

 こうして、日下部ショップ通いを続けて、1ヶ月が過ぎたある日、日下部氏がにこにことして矢内を迎えた。


「矢内さん、丁度良い所に来ましたね、どうです?ちょっと見られてみませんか?」


 それは、日下部氏が導入して来た10羽の若鳩だった。


「どうです?これは狙いかも知れないですよ。ヤンセン系です。日本では未だ珍しい血統です。クラック鳩舎(実在)からの血筋です」

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