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隻眼の竜  作者: 白木
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序章・・

 川上氏の自然な振る舞いは、著書と同じく暖かな人柄をそのままの印象を持った。矢内はその会話に引き込まれて行く・・。


「・・じゃあ、川上鳩舎は、こちらに引越しになるんですね」


 磯川が言うと、


「そうなんだ。色々手狭になった事もあるし、街中では、昨今様々な理由もあってね。私も大羽数を飼育している訳だし・・」

「分かります。糞の匂い、羽毛が、喘息に悪いなんてクレームをつける方も居ると伺います。以前なら古くからの近所付き合いと言うものもあり、理解も得られていましたが、この東神原市も人口が増えて、新興住宅が建ち並びましたしね」

「ここなら周囲にあれこれ気を使う必要も無いし、周囲に電線も無い。何しろ、選手鳩だけでも今や200羽近い、大羽数鳩舎になってる。私もとうとう、ハンドラーを雇う事にしたよ。と、言ってもブロイラーを手掛けていた兄だけどね、ははは」

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