第6章第2のタイムスリップ!
ガダルカナル島米軍指揮所
「アレクサンダーヴァンデグリフト大将、今後はどうします?」
「そうだな、まずまだ隠れているジャップの奴らを駆逐して最強の要塞を作る。その名をガダルカナルキャッスルだ。」
「我々の切り札は例の未来の奴らが出てきたら使う。」
「そうだろう?未来の少将 パトリック・ゴードン少将?」
「はい、彼ら自衛隊が出てきたら使います。」
「それで?どうする?」
「はい。まず、雪風を沈めます。そうすれば日本軍との交渉手段を自衛隊は失います。次に自衛隊を壊滅させます。これは彼らが我々アメリカ軍にとって最大の驚異となります。」
「我々はタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦1隻、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦1隻そしてアメリカ級強襲揚陸艦1隻そして海兵隊、2200名程を持っている。
だが、問題は今回は航海だけだったので普段の搭載量の半分ほどしかないことだ。彼ら自衛隊は少なくとも8隻(1個護衛隊群)は、居る推測だ。もし第4護衛隊群だとしたらかがが居る事だ。だがプラスの事もある。
それはあの長年のライバルミスターオノダ少将とガチバトル出来る事だな、楽しみだ。
日本海軍補給船団
補給船団の編成は補給船26隻と、駆逐艦雪風を含む8隻の駆逐艦隊のみ。それを護衛するのが第4護衛隊群と第1潜水隊群、掃海母艦ぶんご、補給艦とわだ、おうみ、そして第1輸送隊、陸自1個連隊程。
そして後方では大日本帝国海軍が誇る大和率いる連合艦隊が居る。だが、その為に攻撃される可能性は高かった。
第1輸送隊所属輸送艦おおすみ艦内
「お前何やってる矢田裕二」
「あぁ伊田一佐ですか。見て分かりませんか?車両の整備ですよ。」
矢田の整備していたのは96式装輪装甲車(B)である。PKO派遣にも使用されている。合計380両が調達されており、この輸送艦にも所々見かける。
「そうか、まぁ整備して損は無いからな。」
「しかも今作戦は我が陸自が主力だからな、絶対に失敗できないからな。」
ヘリコプター搭載護衛艦かが
「群司令!コレって!」
「あぁ米艦だ、未来のな!」
「つまり、"第2のタイムスリップ”っていう事ですか?」
「そうなるなタイコンデロガ級にアーレイ・バーク級
しかもアメリカ級強襲揚陸艦まであるぞ!」
「最大の強敵見参ってか?」
「そうだな・・・・・」
パトリック・ゴードン少将
アメリカ海軍太平洋艦隊の艦艇3隻と共にタイムスリップしてしまう。海上自衛隊第4護衛隊群の司令、小野田海将補とは合同演習で宿敵のライバル。




