第5章交渉、そしてガダルカナル島の戦い
大日本帝国横須賀港
「あれが未来の駆逐艦か?」
「そうらしいな」
「だが、いかにも主砲一門というのは貧弱の武装過ぎるな。」
海上自衛隊護衛艦さざなみ会議室
「という訳で駆逐艦雪風艦長飛田健二郎中佐何故あそこにいたのですか?」
「話しましょう。我々連合艦隊はミッドウェー海戦にて勝利しました。ですがその後ハワイの真珠湾から米軍の援軍が来て、連合艦隊は駆逐艦15隻、重巡洋艦6隻と戦艦1隻を失いながら撤退しました。ですが、米軍機に見つかり大規模な攻撃を受け大破、あの場所で救援船を待っていた所をあなた方未来の艦隊に助けられました。これが一連の流れです」
「やはり歴史はそう変わらないか。」
「我が連合艦隊所属の駆逐艦を助けたことを感謝する。」
「いえ、山本五十六司令長官、我々は人命救助をしたまでです。」
「おそらくミッドウェー海戦も君たちが米軍空母2隻を大破させたんだろう?」
「はい、我々の潜水隊のハープーンで仕留めました。」
「君たちの腕を見込んで頼みがある。」
「なんでしょう?」
「小野田海将補どうか、ガダルカナル島を攻略してくれないか?」
「!」
「分かりました。なら、我々は国際法に基づいて両軍を引き剥がして日本陸軍を救助するということでよろしいでしょうか?」
「何をうつつを抜かす!我々は米軍の撃滅を・・・」
「いいじゃないか彼らが居なくてはガダルカナル島を攻略出来ないだろうからな。」
「分かりました」
数日後
「山本五十六司令長官はあの時言っていた。」
君たちはガダルカナル島への物資運搬船団を護衛して欲しい。ガダルカナル島は今圧倒的に物資が無いに等しいからな、という訳でよろしく頼む。
「とりあえず陸自と空自のF-35Bが作戦の主力ですね。」
「陸自には連絡したのか?」
「はい。今作戦には1個中隊60名で行動するとの事です。」
「問題は空自だな。」
「はい、JDAMはGPSが無いために使えませんからね。」
「それなら大丈夫ですよ」
「今月か、何とかなるのか?」
話に割り込んできたのは戦闘機武器整備類担当の今月二等空尉だった。少し武器を弄ったりする変な奴だった。
「とりあえずJDAMのGPS誘導をゴリ押しに外してGPS誘導不能にした、JDAM(改造型)を運良く持ってきてましたから。」
「あれか・・・人工衛星が使えなくても精密的に命中させるために試験用で配備されていたそれか。」
「めっちゃ都合いいですね・・・・」
「だが、まだ試験段階だったはずだが?」
「実戦配備用の奴がたまたま持ち込まれてたんですよ
まぁ私たちにとっては今1番いる兵器ですけど。ですが問題があります。」
「なんだ?その問題って」
「数が空対空ミサイルより少ないんですよ、だから使いようは慎重にしなければいけません」
「つまり800発くらいしかないと?」
「はい、そう言うこと、」
「不安だな。」
「大丈夫ですよ、うちの航空隊は精鋭揃いですので」
「まぁ主役は日本軍だしな、」
ハワイ米太平洋艦隊司令部
「あの日本のニューキャリヤはなんだ?」
「ジャップの奴らを舐めすぎたという事ですね。」
「sit!」
「だが、我々も未来の艦を味方につけることに成功したのだ、しかも3隻も!」
「待ってろよジャップの奴らめ、絶対に吠えずらかかせてやる!」
「ハッハッハハッハッハ!」




