第12章 ガダルカナル島の決戦
アメリカ海兵隊司令部
「パトリック少将。予想以上に陸自が厄介ですね。」
「・・・・・そうだ、シャイローを向かわせろ。」
「どこにですか?」
「旧日本海軍が1番やられたら困るところ、連合艦隊だ。ホーミング・ハープーンを、バトルシップ"大和”にぶち込んでやる。ハリアー攻撃機も4機向かわせろ。海の藻屑にしてくれる。”大和" "雪風”。」
「イエッサー!」
「さぁどう出る、第4護衛隊群よ。」
陸上自衛隊仮塹壕内
「やばいやばい!AH-1Zヴァイパーだ!まさか攻撃ヘリを出してくるとは。だが、これは想定の範囲内だ。その為に91式携帯地対空誘導弾を持ってきたからな。」
「一佐!持ってきました、91式携帯地対空誘導弾19発分 これくらいしかありませんでした。」
「それで十分だ。」
「目標、目の前のAH-1Zヴァイパー。照準よし。発射!」
キャスターから放たれた地対空誘導弾は、空に舞い上がると、攻撃ヘリのヴァイパーに命中。ヴァイパーは残骸となって落ちていく。
「よし。撃墜したぞ!」
「一佐!」
「金谷三佐!来たのか!」
「とりあえず乗ってください。」
「分かった。」
「現在の状況は?」
「はい。まずは第4対戦車ヘリコプター隊に出動要請を出しました。16:30には到着し、戦車揚陸艦艇(LST)、地上部隊を攻撃します。」
「待て、AH-1Sコブラなら簡単にグラマンやらヘルキャットやら、米海兵隊のハリアーで撃墜されるだろうがどうするんだ?」
「大丈夫です。ついさっきに米海兵隊のハリアーを2機撃墜しているので、対空火器がある陸上部隊が居るということは既にあちら側にも伝わっているはずですから、ハリアー攻撃機は最大でも8機しかありません。さすがに戦闘機をそんな簡単に飛ばすわけはありませんから」
「だが、相手が戦闘ヘリだと知られたらどうするつもりだ?」
「その時は第4護衛隊群旗艦かがから、我々の切り札、F-35Bが離陸します。」
「分かった。この戦闘、直々に許可しよう。」
「ありがとうございます。」
「そういえば海自は何処にいるのだろうか。」
陸上自衛隊が奮闘している中海上自衛隊第4護衛隊群は、第12護衛隊を残して、第二次ソロモン海戦に出向いていた。
護衛艦はぐろCIC
「右舷よりSBDドーントレス、CIWSで対応。」
「後方からTBFアヴェンジャー!後部CIWSで対応。」
「上手くいかないな!この時代の米軍はヤバいやつらばかりだ!。」
この時海上自衛隊第4護衛隊群は日本海軍正規空母瑞鶴と、第二艦隊、第三艦隊を護衛するため、瑞鶴を中心に両艦隊を囲むような陣形を取っていた。
「艦長!どうします!」
「群司令に潜水隊群の増援を」
「はい。」
「こちらかが!どうした!」
「第1潜水隊群の増援を求めます。」
「分かった。潜水隊群に継ぐ。アメリカ海軍の空母をハープーンで撃沈しろ!この際、対艦ミサイルの消費はどうでもいい!」
「こちら第1潜水隊群。了解した。」
「全潜水艦につぐ。全魚雷発射管にハープーンを装填しろ。目標はアメリカ海軍の空母か戦艦。」
「目標アメリカ海軍空母サラトガ、魚雷発射管に注水。1番2番、ハープーン発射。」
「ハープーン発射!」
潜水隊群から発射されたハープーンはアメリカ海軍空母サラトガの弾薬庫に命中。サラトガは、弾薬庫を中心に爆発。浸水した。これで空母サラトガは大破もしくは撃沈判定された。撃沈できなくても、ドック入りさせれば修理までの時間が稼げるからだ。
「次、目標、空母ワスプ。照準よし。発射。」
ワスプもまた、サラトガと同じく弾薬庫に引火した。だが、それだけではすまなかった。燃料は艦載機に引火し、甲板が火の海になった。
「そもそもワスプは伊号が撃沈するはずだったはずなんですけどね。」
「我々が目指しているのは1944年内での終戦だ。ワスプは我々が伊19の代わりに撃沈した。そう思えばいい。」
「群司令、米海軍が撤退していきます。」
「よし。任務完了。」
「なんでしょう、妙に胸騒ぎがします。」
「俺、小野田もだ。」
「連合艦隊に会ってみるか。」
「おお、大和に会うんですね。」
「最大船速。目標、連合艦隊旗艦大和」




