幕間 世界情報公開(世界設定です)
☆舞台
近未来日本。
魔界からの襲撃を受け、魔法を開発した人類。
☆魔法
◯個人魔法
この世界では誕生時、幼児に魔力を流す。その魔力は対象が成長するにつれ、肉体や精神に合う魔法、個人魔法へと変化するらしい。
基礎魔法の上位互換(最初に創られた7つ)も存在する。
同時期に2人と同じ魔法を使う者はいない。
◯基礎魔法
炎、水、風、土、雷、光、闇の7種類。
《魔力弾》《シールド》も含まれる。
◯禁忌魔術
鬼人の使う特殊な魔術。
《鬼術殿入》《鬼哭絶響》etc……
☆階級(魔法師、魔物、魔導具など)
◯神級
名の通り神に近い存在とされ、
勇者や、魔王と同等の強さを持つ。
◯特級
確実に人外扱いされる。国に1人いるかどうか。
◯一級
部隊の隊長の上位ぐらい。
核兵器のような攻撃も相殺または反撃が可能。
◯準一級
部隊の隊長、副隊長ぐらい。
小国の軍隊と1人で渡り合える程の実力。
◯二級
一般人では手も足もでない。巨大な犯罪組織でさえも、数人いれば簡単に壊滅させられる。
◯準二級
国防軍の入隊試験に応募できるぐらい。
銃ぐらいになら対処可能。
◯三級
魔法を専門とした職場に就くことが多い。
◯四級(魔法を指導する資格を得られる)
魔法師ならば、1人前と呼ばれる。
◯五級(魔法専門学校の学生など)
規定の範囲でのみ公共の場で魔法を行使できる。
一般(階級を持たない成人者)
成人(18歳以上)で、商業活動において魔法の使用が認可される。
☆魔物の種類
・魔物
魔界に住む生物の総合的な呼び方。
魔獣、魔族、魔人、魔王、(天界は神族)に分類される。
◯魔獣
魔界と人間界を繋ぐ“狭間”からやってきて、自我がない分、凶暴である。通常は強くて二級程度。上位の魔物の眷属であれば強くて一級程度の強さがある。
◯魔族
基本的に強さがあるほど“狭間”に弾かれるので、魔界で暮らしている。種族は様々で自我も思考もある。
人型が多い。階級は、三級から一級程度。
◯魔人
悪魔族、竜人族、鬼人族(最上位三族)のこと。
魔界での地位は極めて高い。自我や思考による残虐性や凶暴性がある。
階級は、準一級から特級。
◯魔王
魔物たちを纏める魔界の王。
◯神族
神王、魔可神、死神、天使族を指す。
禁忌を犯すと神族は堕ち、堕神となる。
天界に住んでいるという伝説がある。もちろん神級。
☆施設
◯国防軍基地
日本中の様々な場所に支部がある。
坂達のいる本部は関東地域を任されている。
◯東京都立魔法高等学園
魔法師志望専門の名門校。魔高と呼ばれる。
魔法の戦闘訓練を中心的に行っている。
◯天空ターミナル
京都の上空に浮かぶ巨大な円盤型の施設。
国内でも上層部、国王に近い者や上位の貴族しか入る事も許されない。
☆国防軍の部隊詳細
◯第零部隊
隊長:坂 秀成→霧山 碧
仲間内でも恐れられる、国防軍の影の部隊。
基本的に裏で活躍し表に知られない存在。
一部の隊員は他部隊にも所属しているらしい。
◯第一部隊
隊長:伊津 明響
前線部隊で一般的に最強の部隊として知られる。
女隊長に憧れる者も少なくない。
◯第二部隊
隊長:森壁 大我
戦闘部隊(後方支援も行う)で仲間意識が高い。
◯第三部隊
隊長:漆原 尤司
研究部隊で、隊員が極端に少ない。
先日、上司が変人で困っていると報告があった。
◯第四部隊
隊長:時薪 和制
事務処理や情報操作、策謀がメインの部隊。
隊員には高い知能を求められ、労働環境が良くないとの噂がある。
他に気になる事、間違いがあれば感想で教えて下さい!
次回はようやく第四章に入ります。
戦いの行方、アオの過去とは果たして────!?
更なる陰謀が絡み日本は変化を遂げていく。




