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最強少女の魔法奇譚  作者: 浪崎ユウ
プロローグ
1/43

落ちてきた少女

初投稿です。

至らない点も多いと思いますが、なにとぞよろしくお願いします。


 2250年11月22日、東京。




 空から、何かが落下してきた。



 そう断言できるのは、一瞬で地面が割れ、クレーターが出現した瞬間を目撃したからだ。


 夜の静寂が引き裂かれた轟音。

 巻き起こった土煙が次第に晴れていく。




 黒いスーツに、深い緑色の隊服を上から纏った“国防軍“の部隊が瞬時に駆けつける。



 中心に“()()“は横たわっていた。



 白い肌。ところどころ破れた見慣れない服。

血の代わりに、淡く暗い光の粒子が舞っていた。



 ソレは、少女だった。



「子供、か…?」



 部下のひとりが、あり得ないものを見るように呟く。 異常な光景に呆然としていた男──部隊を率いる隊長は、その声に現実へと引き戻された。



「子供が落ちてきた!! 早く保護しろ!!」



 男は、喉が裂けんばかりに怒鳴った。響いた声も闇へと溶け消えていく。



「しかし、隊長。もう死んでいるのでは──」



 部下がそう言いかけた、その瞬間だった。




 空間が軋む。




 突如、()()()()()が放たれた。



 その場にいた全員が身を強張らせるほどの圧倒的な“力“。それも意識を失っているはずの彼女から。



 空気が震え、兵士たちは本能的に硬直した。


 恐怖。声を出そうとしても空に散る。

 誰一人、動けなかった。



 唯一、部隊の隊長は呼吸を再開した。彼の部下に強く鋭い目を向け、叫ぶ。



「……生きてる……あの子はまだ生きている!!!

隊長命令だ、救護班を呼べ!!」





 そして、後に誰もが知ることになる。





 あの日、空から現れた“彼女”が、この世界のすべてを変える存在であったことを。







 全ては、()()()()()()()()()







お読みくださりありがとうございます。

最強少女の魔法奇譚、始まりました!


☆転生もの作品も連載中!!

ぜひそちらもお読みください(^^)


もし興味を持って頂けましたら、評価やコメントなどで応援よろしくお願いします。

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