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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3ヶ月以上の間、更新されていません。

転生した先は地獄でした――三百年続く辺境伯家の防衛戦線

作者:むーとんけいとん
頑張って力を付けても現実はどこまでも辛辣で。
心底大事にしていた宝物も、震えた掌からは一つ。また一つと溢れ落ちて行く。何ともならない絶望に明るく堪えて耐えて笑顔を浮かべながら。

____そしてまた一つ堕ちていく。

そんな胸がキュン!ってなるような感じの物語です。
こんなのが性癖にグサグサ刺さる人向け。
案外誰でも好きだよ!

読んでけよ!
飛ぶぞ。

感想いっぱいください!!!

あらすじ
___________

いやさぁ....普通転生系って
『いざ始まる英雄譚!!!』
とか。
『やったぜ!!スローライフ!!』
って感じでしょ。
流行ってるし。

____でもさ。

「俺、初っ端っからコズミックホラーで地獄。まじふざけんなよ」

___30代まで普通にサラリーマンをしていた「俺」は癌であっけなくこの世を去った。

次に目覚めた場所は、魔法や剣が当たり前に存在する異世界。俺はヴァンガルム辺境伯爵家の次男として生まれ変わった。

豪華絢爛貴族ライフが始まる!!やったぜ!!!!
完!!!

なわけなく。
現実はきびしい。
謎の化け物“eclipse(侵略するモノ)”が、領地を蹂躙し人間を喰らう。そんな環境だった。
約300年もこの脅威と戦う宿命をもった貴族というのがヴァンガルド家。

つまり俺は_____
ヴィクター・フォン・ヴァンガルムは
そんなバケモノに相対しているわけだ。

_____ふざけるなよ
存在しちゃダメだろこんなヤツ

胴にある巨大な口から溢れ出した触手。
それを使って人間を器用に捕えて蹂躙している。
食われた人間の顔がバケモノの身体から浮きでているが、どれもこれも苦悶な表情を浮かべていた。
無数に生えた人間の手足を器用に使用して
ドス黒いタールの様な血を振り撒きつつ此方に肉塊のバケモノが歩み寄って来る。

悲しいかなこれを殺すのが俺の家のお仕事だ。
....いや駆除か。

人間慣れれば。こんなバケモノだって笑いながら駆除出来るようになる。
心は病むけどな。

悲惨な戦場で目にする絶望の光景。
この宿命の一族に生まれたからにはどこにも逃げ場は存在しない。地獄と呼ぶに相応しいこの世界で生き抜く覚悟を決めたとき。

物語は深淵より動き出す。

これは、望まぬ運命に弄ばれた血族に
産まれ落ちた平凡な男が。
いずれ"英雄に堕ちる"物語。
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