玄武♡お散歩
「そんで?」
それで、玄武はどうしたのっと竜は虎時を問い詰めた。
「なあ、竜ちゃん」
いきなり真剣な顔つきになった虎時。
「竜ちゃんの隣に、玄武の蛇ちゃんがいる」
「それって……、じゃあ、すぐに玄武ちゃん、いやいや、玄武さんに電話しないと」
「いいや、玄武に伝えたとて、こればかりはどうにもならないのです」
「どういう事?」
「例えば、雪がとても多く積もった夕暮れ。従業員さえも居ないコンビニに気がついたらひとりだけポツンと居た。店内の電気は、ケーブルが切れたのか、停電しているようだ。コンビニの自動ドアはとても多く積もった雪で塞がっており外へは出れない。自分一人閉じ込められていたとしら、竜ちゃんはどうしますか。どう、思いますか?」
「……確実に次の日まで、店内の真ん中辺りで寝て、救助を待つわ」
「竜ちゃんは他力本願なのですね。ーーまあ、ちゃんが女性だから、仕方ないのかも知れません。俺だったら自動ドアを蹴破ってどうにか外へ出ます」
「玄武だったら……」
虎時よりもガッシリした体型であるし、虎時より細やかな対応をする場合もある男だからもっと良い脱出方法を思いつくかもしれない。




