表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
執事のお仕事ですか?  作者: koyokoyo
第1章〜始まり〜
5/10

アイリーン=サエグラウス

「メルビス!先日に決めかねた執事の件ですが、この方にするわ。」


「お嬢様、本当によろしいのですか?」


「ええ、いいわ。」


「ちょ待ってよ。俺の意思は関係なしか!」


「なに?不満でもあるの?安心してあなたの両親には話を通しておくわ。」


なんで勝手に話が進んでいるんだろうか。

拒否権がないじゃないか。

執事がすごい見てくるのが気になる。


「何か顔に付いていますか?」


「いえ付いてはいないのですがね…因みに逃げることなど考えないでくださいね。

 手加減ができなくなってしまうので。」


「メルビス、威圧しないの。彼がさらに嫌になってしまうでしょ?」


「これは失礼いたしました。」


悪い人たちではなさそうだしな、ここで働いてみてもいいかなとも思ってしまった。

何事も経験!やれるだけやってみるか。


「お誘いいただいてありがとうございます。ぜひ働かせてください。」


「本当に!?よかったわ。これからよろしくお願いしますね。」


満面の笑みでそう言った。

なんて美しい笑顔だろうか。

この笑顔をずっと傍で見ていたいそう思ってしまう程だった。


「あ、そうだ!お名前を聞いていなかったわね。私は、アイリーン=サエグラウスよ。

 アイリーンでいいわ。」


現世での名前はアルフォード=インディアスだが、

未だにこの名前はなれないものだ。


「俺はアルフォード=インディアスです。よろしくお願いいたします。」


「分かったわ。じゃあアルフォード、これからは私の家で執事をしていただきます。

 本日は自宅に帰宅して結構です。明日以降から私の家で住み込みでの仕事となります。

 いいですね?」


「はい、かしこまりました。お嬢様。」


彼女、アイリーンとの出会いで突然執事になってしまった。

このお嬢様の執事をやっていけるか今から不安だ。


お読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ