転生開始
神が来て10分くらいが経った。
俺の今後について話し合いしていたのに、
2人は別の話題で雑談しているのが聞こえる。
「そういや神よ、あの漫画読んだか?」
「いや読んでないのう。面白いのか?」
いやもうこれは放置ですね。放置プレイですね。
「あの結局俺はどうなるんですか?」
「忘れておったわ。神と話したがお前を転生させることにした。」
転生できると聞きひとまずホッとした。
「どういった世界に転生できるんですか?冒険をしてみたいんですが。」
「なら神の特権で特別にいろんな職業のある世界に飛ばすことにしよう。
あとは少しだけスキルなどの底上げをしておくからな。」
その場で、魔法をかけられた。
これで底上げが完了らしい。
詳細を聞くと、5歳児に転生するとのことだ。
まあ、それくらいからの方が魔法とかも勉強しやすいか。
「よし転生の準備はできたが、心の準備はいいかのう?」
「最後にひとつ聞きたいことが」
「なんだ?」
「間違えて地獄に来てしまった理由を聞きたいのですが。」
その瞬間、眩い光が放った。
「手違いではなく、神の思いつきの遊びとのことだ。」
「なんだとー!」
そんなことを叫びながら、転生が開始された。
神は信じない。そう心に誓った。
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