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喪われた声
#呟怖
私の村は歌のうまさが何よりも尊ばれ、私の声は聞くもの全てを笑顔にささた。私はそれが自慢だった。
今日は10年に一度のお祭り。
祭殿に呼ばれた私は誇らしさでいっぱいだった。だが本殿に入った途端、私の喉は切り取られた。
境内を私の歌声が響く中、血が溢れる私の口からは声も出せない。
ご愛読ありがとうございました。
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