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君の番
#呟怖
「復讐なんて仕様がない」
将棋盤の向こう、2本しかない彼の指が小気味良い音で駒を打つ。
だってトンネルの向こうには自由があるのに。
「十分さ。それに逃げようにも脚がないしね」
焼き痕のついた顔で、寂しそうに彼は笑った。
「それよりホラ、次は君の番だぜ」
後ろから気配がした。
ご愛読ありがとうございました。
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