174/237
金平糖の人
#呟怖
金平糖の人でした。
噛むと砕け広がる甘味。幼い私にそれだけが重要でした。
次はいつの頃か。舌をざらりくすぐり滲む甘さが厭で顔も見てないからわかりません。
久しぶりにお会いしぞっとしました。その手がするりと艶やかで。
笑う息子と邪魔してくれるなと睨む祖母の怯えた目がありました。
ご愛読ありがとうございました。
この小説では、皆さまからのテーマも募集しております。どんなテーマでも構いません。勉強のためにもなるべく採用していきたいと思いますので、コメント等でお気軽にお寄せください。




