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君の知らない顔
#140字小説
空に舞う雪に歓声をあげはしゃぐ子を見て思う。この感性をどこに置いてきたのかと。
「君は知らないかもしれないけれど」
不思議そうな顔で夫は言った。
「あの子が寝返りを打ったとき。ご飯を全部食べたとき。君は優しく微笑んでるよ」
「何気ない喜びが、僕らにも待っているんだよ」
ご愛読ありがとうございました。
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