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手のひらには孕んだ鼠がいたのだった
#呟怖
「私もうじき死ぬみたい」
座敷牢の向こう。彼女はそう言い嬉しそうに笑う。
「そしたらこの子に食べてもらうの。
私の肉でこの子は増えて、私をこんなとこに閉じ込めた病いと一緒にあっという間に広がるのよ」
そんなことしなくていい。だって皆もう俺が。
「皆死ぬの。あなたの罪も私の罪で」
ご愛読ありがとうございました。
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