エピローグ☆直也部隊解散
エピローグ☆直也部隊解散
近いうちに直也と結子の結婚式を挙げることになった。
「直子はどうしましょ?」
「僕が預かって結婚式場にいますよ」
直也101がそう申し出た。
他の招集されていた直也たちはそれぞれの時空に戻っていったが、直也101はもうしばらくここの未来を見届けてからかえると言っていた。
「親戚の息子さん?新郎の若いころそっくり!」
直也101を見た列席者がびっくりしていた。
「梨華。来てくれないのね」
結子は寂しげに呟いた。
「梨華?誰ですそれ」
直也101が聞いた。
直也と結子の娘、直子は疲れたのかぐっすり眠っている。
「私の恋のライバル。本気で直也を想ってる女性よ」
「…会ってみたいな」
「!」
あるいは、直也101なら梨華を受け入れることができるかもしれない。
結婚式は滞りなく行われ、次はブーケトスだった。
結子が思い切り後ろへ投げると、ふいに梨華が現れて、ブーケをキャッチした。
「梨華さん!」
「!」
「僕と付き合ってください!」
「だっ、誰?」
「直也101。アラレナ線の時空出身です!」
「覚えとくわ!」
ひゅん!梨華はまた時空を移動した。
「えーと」
新郎の直也は頭をポリポリかいた。結子がヤキモチ焼いてる。
ひょいと結子をお姫様抱っこして、新郎の直也はぐるぐる回った。突然のことにびっくりしてキャーキャー言っている新婦の結子。
二人はひとしきりケラケラ笑って幸せそうだった。
結婚式は大成功だった。
「梨華。待ったかい?」
直也101が成長して大人になった時点に梨華はいた。
「ほんとーに本気?」
「ほんとーに本当」
びえええん!
梨華がこらえきれず泣き出した。
「梨華さん。梨華さん。化粧がくずれるから」
「あ、ほんとだ」
泣き笑い。
「洗面所で化粧直ししておいで待ってるから」
「うん」
梨華は今まであったことを思い出しながら化粧直しした。
ルージュを仕上げにつけて、女らしさに磨きをかけた。
「今度こそ幸せになってやるわ!」
鏡にウインク。見事に決まる。
「あなたを守ってあげる」
そう呟いて梨華は待っている直也101の元へかけていった。