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ワールドウィズアウト・エンド  作者: syabato
episode001(上)
5/22

004

 結局私は、こいつにスカートをきってもらうことにした。流石にモール内は目立つ。と言うことなので結局私の家に、あれコレならスカート穿き直せばいいんじゃないの?

 はあ、こんなことになるならロングスカート穿いてくるんじゃなかった。

 何でこんなことになるのよ。と言うか二十秒前の私何故こいつにスカートを切ることを許した。バカバカバカ! 私のバカ。今日、私の家でゲームするって言ってたから「え!? 何、誘ってんの? まさか、一緒に大人の階段、上っちゃう~!?」とか思うんじゃなかった。

 こいつがそんな事考えるわけ無いじゃん。ホント何考えてんだろ私。

「如何した? そんな顔赤くして」

「べ、別にあんたがちゃんと切れるか不安なだけ」

「安心しろ、ちゃんとできるって」

 そう言いながらこいつは私のスカートを切ろうとした。

 ああ、待って。スカートの中見られたらどうしよう。

 手で押さえていればいいか。だい、じょうぶ……だよ…………ね。

「じゃ……じゃあ、切るから」

 え、っちょまだ。心の準備が。

「だめぇぇぇぇぇぇ!!」

「ちょ、暴れる、あ! ハサミが。って」

 ガタガタガタッ!

                    ※

「おまえ、動くなよ。ホント」

 ムニ

「あれ、この感触って」

 右手はシーニャのムネに、左手はシーニャの右手を押さえつけ、体全体で、シーニャに乗っかってる状態に、なぜか服ははだけてしまっている。

「ちょ、あんたね~!」

 そう言いながらシーニャはだんだん顔を赤くしていった。

 そんな顔されたら

「か……かわいい」

「はあ? なんでそんなことを」

 やばっ、声に出てた?

                    ※

 もう、なんなのよ。ホント。急にかわいいって言われても何て反応すれば……

「って、何時いつまでそうしてるのよ! 速く退きなさい!」

「ああ、ごめん」

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