番外編第2話〜髭と北の国から〜
続・番外編です。 こんなアホ小説でも、評価して下されば、更新スピードが上がったり、アサゴロモの身長が伸びます。
「ランランララランランラン♪ランランラララ〜ン♪」
白ユウ姫……ってか僕はは、某巨大昆虫アニメの有名な歌を歌って散歩をしている。
青い空、白い雲、爽やかな風、生い茂る木々………そしてパンダ。
「なんて今日は気持ちが良いんでしょう!!!って違うわぁぁぁぁあぁあぁぁ!!」
「うひょっ!!ノリツッコミかい?いいねぇ」
大木の陰に隠れていたパンダ……正確にはパンダの覆面をした、下半身女性用下着を身に付けた変態、が現れた。
「君さぁ〜〜可愛いよね〜おじさんと、気持ちいぃ〜ことしない?」
じぃわじわと近付いてくるパンダ。
「い、いやです!!なんですか?あなた!?」
キキキキキ、キモイよ!!
何がキモイって、露出している胸毛がキモイ!!
しかも息荒いしぃ〜
「うひょっうひょっ!!君のオッパイ大きいかなぁ〜?うひょひょひょ」
なんか指を曲げたり伸ばしたりして、近付いてくるよ!!
「おじさんねぇ〜女の子が大好きなんだぁぁ」
ムギュウウとパンダに抱られる僕。
「うぎゃぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そして、頬を僕の顔に擦り付けてきた。
「いやぁぁぁぁあぁあぁぁ死ぬぅ!!」
とうとう僕は、パンダの手の中で気を失ってしまった。
なんか表現エロいな。
「ありゃ?酷いなぁ。次から楽しいのにぃ」
パンダは舌打ちをし、気を失った僕のスカートの中に潜り込み、パンツを盗みやがった。
「うひょぉぉぉ!脱ぎたてパンツ!!ぬふっ」
そう言い残し、パンダは消えていった。
ってかコレ犯罪だからね?いくら、溜ってても、こんなことしちゃ駄目だよ?
「………ん?あれ?」
僕は森の中で気を失っていたハズなのだが、ナゼかベットの上で眠っていた。
周りを見渡すと、木製のベットが自分のもいれて6つあり、イスも6つあった。部屋はなんかビンボーさんが集まる、銭〇に出演できるのではないか?というくらい小さい。
しかもテーブルは、なんかキッタナイ!
かまぼこのスープ(おそらく味噌とかまぼこだけしか入っていない)やら、かまぼこの塩焼き(まるまる一個だから、中まで焼けてなさそう)やら、かまぼことカニかまのサラダとか………もういいよ。
その料理?をテーブルにぶちこぼしているワケだ。
ナニコレ?精神的なイジメ?
僕にシンデレラになれと?
そのとき、いきなり古びたドアが開けられた。
「んっあ〜〜!!起きてるべさ!!みんな!!あんの女の子、起きてるど〜!」
あ……なに?
「北の国から」
?
僕を指差す女の子。ってか、なまってない?
次から次へと女の子達が入ってきた。
1、2、3、4………7人いる……すいませぇん。狭いんですけどぉ。明らかにこの部屋の酸素濃度低くなってますよぉ〜?
「うわ〜可愛い子でっす〜」
「どっかのお姫さんかいな?」
「違うズラ、たぶん……エイリアンだズラ」
「エ、エイリアンなんていないでしぃ!」
「綺麗な肌しちょるのぉ〜」
「なにか温かいものをのみますかな?」
「えらいメンコイこと〜。オラの家、ちっせぇけんど、一緒に住まねぇが?」
………なに?初対面でいきなり同居?話の展開めちゃくちゃじゃね?
語尾もめちゃくちゃじゃね?一部かわってないけど……。
「オラの名前は、貧乳ミルクだべさ」
あ〜あの貧乳娘ね。
「ボクはミカンでっす!」
いわれなくても分かるよ。
「ウチは伽凛や。よろしくしてな」
あんたも分かるよ。
「私は、流音ズラ。好物は、かまぼこズラ」
ああ、なんか語尾が……語尾がぁ〜
「わ、私は藍でしっ!メガネがないと、目が見えないでっし!」
ミカンとかぶるだろ?その語尾。
「ワシは桜子じゃけん。胸はGカップじゃ」
坂本竜馬風?桜子さん、メッチャキャラ変わってるよ。
「自分はライと申しますぞ。いや〜綺麗な顔してますな」
ライさんジジくさっ!!
なんかライさんの顔で、その口調嫌だわ。
「とりあえず、オラ達と暮らすんなら、仕事を手伝って欲しいんだべよ」
おいぃぃ〜勝手に僕を住ませて、仕事やらさるなんて、僕使用人じゃん〜〜いや、本業は使用人だけど…
「し、仕事って、何すればいいんですか?」
「オラ達の仕事はなぁ〜」
「仕事は?」
「ピーナッツの殻むき」
誰がやるかぁぁぁあぁあぁあ!!!!
続くハズ