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第11話〜じいさんと僕〜

毎度うるさいですが、マジで評価やコメントすると、アサゴロモは元気でますし、更新速度も体力アップしますよ♪あ、おたく嘘だと思った?いやいや、嘘じゃないから。ホラ、ためしにやってみて下さいよ。アップするから……

あの悪夢のカレーシチューハヤシライスDX事件から数分経過した。

「………」

相変わらず、あいつら…じゃない、ご主人様たちはテーブルを汚して学校へ行ってしまった。

なんかもう、掃除をする気にもなれない。

カレーはベットリとテーブルについているし、椅子には何故かたくあんが拡散していた……ちょっとまて、どうやって食事をしたらこんな汚くなるのだろうか

「あれ?これって…」

テーブルの上に誰かの弁当箱がおいてある……まさか…誰か忘れた!?

名前を見ると、『花坂高校2年D組ミルク』と書かれていた…ってゆうかミルクさん、僕一応風邪ひいてますからね…



キーンコーンカーンコーン……

花坂高校の2時間目終了のチャイムがなり響く。ミルクのクラス、2年D組はいつもより騒がしい。

「ねぇ聞いた?ウチの学校の元塚先生事故で死んだんだって」

「元塚って、あの元塚?セクハラで有名な?」

「そうそう。あいつ女子トイレにカメラ仕掛けたんでしょ?」

「3年の先輩とデキちゃったとか…」

「マジで!?ってミルク、聞いてる!?」

「ふぇ?」

いきなり話をふられてマヌケな返答をするミルク。 なんだか気分がよくない。今朝の夢のせいなのだろうか?それともカレーシチューハヤシライスDXのせいなのだろうか? …………やっぱりカレーシチューハヤシライスDXのせいだと思う…。



「すいませーん。僕、忘れ物を届けに来たんですけど―」

「あ?」

「だから、忘れ物を届けに…」

「え?」

………僕は今、悪戦苦闘中だ。

僕が学校についた時にはすでに校門は閉じていて、仕方ないから、そこらへんで掃除をしていた事務のおじいちゃんに、弁当を渡してくれるように頼んだんだけど………      「忘れ物…」「あ?なんだって?今からラブホテルに行こう?いや〜わしゃあアッチ系の趣味じゃないんじゃよ。すまんのう、少年。悪いが他をあたってくれ」

……言葉が、通じない… このじいさん、大丈夫なのだろうか?

こんな耳が遠くて、アッチ系の話をする人間が、日本の公務員をやっちゃって良いのだろうか? ってゆうか、誰もお前みたいなヤツを誘おうとは思わないだろう。

「おじいさん、僕、へんな趣味してませんから…忘れものを届けに来たんです!」

「なんじゃとぉぅ!?わしの下半身はもう機能しないじゃとぅ!!?」

「おいっ!!駄目だろ!いくら遠回しに表現しても、今の発言は駄目だよ!!」

あ、あぁ……仕事中なのに、いつもエロい事しか考えていないのだろうか?

「も、もう良いですよ……自分で届けに行きます……あと、早く定年退職して下さいね」「もう定年じゃ。下半身はまだまだ20代じゃがな」

「うるせぇよ!!!」

僕の学校探険は、まだ始まったばかりだ……

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